愛について
愛とは何でしょう?
愛とは、相手のそのまんまを認めること。尊重すること。相手を変えようとするのではなく、そのままを受け入れ、心から相手の幸福を願うこと。奪うのではなく、与えること。
僕は妻と愛し合っている。そして、愛する人と共にいることほどの幸福はないと実感している。だから、自分の子どもたちには絶対に、心から愛する人と出会ってほしいと思っている。
そのためにはどうしたらいいか?まずは、自分自身の心を開いていないといけない。自分の本心を知り、自分に正直に生きてないと、たとえ愛する人が目の前に現れたとしても気が付けないからだ。だから絶対に自分の感覚を大事にしないといけない。常識や社会通念といったドグマに引っ張られて、自分の感覚を置いてけぼりにしてはいけない。
結婚するならお金持ち。男前。美人。安定した人。公務員。…
そんな見た目やステータスはマジでどうでもいい。そんなものはぐちゃぐちゃに丸めてポイして、心の目でしっかりと相手を見極めなきゃいけない。あなたの“魂”が反応する人を選ばなきゃいけない。
そして自分の“魂”の感覚に気づけるようになるためには、常に自分の“魂”と交流しておかないといけない。この社会で生きていると、様々な通念や常識に押し潰されそうになるし、“忙しさ”という波に飲まれて我を見失いそうになるけど、絶対に自分の“魂”だけは見失ってはいけない。自分の“魂”だけは殺しちゃいけない。
自分の“魂”ー直感・感情・感覚・本心…ーさえ保つことができていれば、僕はきっと愛する人と出会うことができると信じている。僕自身がそうだったように…。
僕は妻と大学で出会ったが、大学を卒業したあと、付き合ってもいないのにいきなり「僕と結婚してほしい」と頼んだ。しかも、相手には婚約者がいると知った上で…。
常識的に考えたらありえないし、やっちゃいけないことかもしれないけど、僕の“魂”が「彼女しかいない!」と叫んだんだ。そして彼女と結婚することによって間違いなく幸せになると直感したんだ。
でも正直、相手には婚約者がいるし、無理だと思ってた。しかも僕はその時ほぼニートだったし…(ちなみに彼女の婚約者は大企業に勤めてた)。だけど、彼女は僕を選んでくれた。びびった。彼女も常識に囚われることなく、”直感”に従ってくれた。
そして今、僕たち夫婦は本当に幸せな家庭を築いている。あの時躊躇することなく、“魂”の声に従ってよかったと心から思っているー。
こんな出会いを子どもたちにもしてほしい。だから僕は子どもたちの“魂”にフタをしてしまうようなことは絶対にしない。彼らの“魂”を最大限尊重し、大事に大事にしている。
でも、もし、彼らが愛する人と出会えなくてもそれはそれで構わないとも思っている。彼らが自分自身を愛してくれたら、それだけで十分だ。自分の“魂”と繋がることができれば、それだけで幸せだから。“自分であること”こそ幸せだから。
彼らが自分自身を生き、あわよくば、愛する人と出会うことができれば、僕にとってそれ以上の歓びはない。
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