小説苦手な夫がハマった!社会人におすすめ「D.GENESIS」
私の夫はほぼ小説を読みません。
本を読まない訳ではないのですが、物語を追うのが苦手なのだそう。あと、国語の先生をやっているので、細かな言い回しが気になって集中出来ないんだとか。これは立派な職業病ではないだろうか(笑)
そんな夫が!最近私がおすすめした小説を読んでいるのです!!人生初!!!
遂に同じ面白さを共有できて、よめは感無量です…泣
その小説がこちら。
あらすじ
この本の魅力
この本の中の世界は、3年前にダンジョンが出来、ダンジョンがある生活が通常になっている世界です。ダンジョンに関連する省庁があったり、ダンジョンツアーなるものがあったり、異世界に転生するのではなく現実にダンジョンが謎のまま溶け込んでいます。
この本では、ゲームの中で当たり前のこととして流されてしまうような事を現代に持ち込むことによって、「たしかに〜」「なるほどそのような着眼点が!」という点が多数散りばめられています。
例えば、スライムを現実のものでやっつけるとしたら?レベルが上がるってどう言う事?
と言うようなことを、読んでいる人の目線でお届けしてくれるのです。
社会人にお薦めする理由とは
社会人におすすめな理由、それは、主人公もサラリーマンであり、またその感覚が抜けないため、メーカーの開発者にありがちな「パラメーターを振っていって検証しよう!」だとか、近江商人よろしく政府相手に商売っ気を出してみたりとか、なんと言うんでしょう、学生のイケイケどんどん気質ではない落ち着きというのでしょうか?それがちょーうどいいのです。
もう30代な私。転生もので高校生がー、とか20代のフリーターがー、とかよりサラリーマンに断然親しみを感じる訳です。社畜なサラリーマンが久しぶりに胸躍るものと出会う訳ですね(色々と面倒に巻き込まれることにもなるのですが)。
もしも今、世界にダンジョンが現れたら。
考えるだけで楽しいです。なんたってわたしはドラクエ世代ですし。
ダンジョンが現れた時の世界各国の対応なども、全然状況は違いますが、今の世の中にも現れてたりするのかなー、と思いながら読んだりしてます。異世界に飛ぶのではなく、ダンジョンが現実世界に現れるのがポイント。
気になった方がおられたら、ぜひ一巻だけでも手に取ってみてください(^^)