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【番外編】2年間リビングのすみで寝かせたゴマを食べる話
我が家の花壇菜園で育てたゴマを収穫したのは、2021年の話でした。
ゴマは比較的育てるのは簡単でしたが、収穫した後の処理がとっても大変でした。
ゴマの粒よりさらに小さい、無数のゴミを取る良い方法が思いつかず、最初はちまちまと目視と手作業でやっていましたが、あまりの進まなさにやる気がなくなりました。
そんな収穫後のゴマは、リビングの角に置かれたシリコンたらいの中で2回の年越しをするのでした。
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一念発起し、良い道具がないかとコメリへ。
土用のふるいと、麻ぬのの切れ端、を購入してきました。
土のふるいでは、最も小さい網でも、ゴマまですり抜けてしまうので、ゴマより小さなゴミは取り除けないと分かっていましたが、
麻ぬのをみたとき、もしかすると、これなら行けるかも?!と思い、一緒に買ってきた次第です。
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ふるいの上に麻ぬのを置き、その上にゴマをまいて、さらに振り続けてみると、上手くいきました。
写真では分かりにくいのですが、生育の悪い小さなゴマとか、がく?の部分とか、そういった細かいゴミが紛れていました。麻ぬのでそれらだけを落とすことが出来ました。
ところで、ゴミは取れたのですが、逆に麻ぬのの細~い繊維が混じってしまう、ということがありました。
食べられるようにするというのは、いやはや手間暇がかかるものですね。
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ふるいにかけた後は、ざっと水洗いして、一晩部屋干しで乾燥。
そのあと、フライパンで炒りました。
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大量のゴマを消費するために、ゴマ団子を作ってみました。
上新粉とあんこ、ゴマをまぶして、揚げています。
結構美味しく出来ました!
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しばらく、我が家の食卓はゴマ祭りです。