眠りと夢があたえくれるもの
昨日と一昨日の二日間。急性逆流性食道炎になって、ほとんど何も食べられずに過ごした。そして、私はよく眠った。
そしてその間ずっと、色々な夢を見ていた。
小さな頃から、私にとって睡眠は大切なもの。
徹夜などしようものなら、そのあと三日は使い物にならない(笑)
だから、試験勉強でも、どんなときでも徹夜はしない。
バンドを組んでいた頃、デモテープを作っているスタジオで、ドラムのバスドラ(一番大きく、右足で鳴らすタイコ)の前でも眠れるツワモノで驚かれた。
私はあの眠りのなかの温かさが好きなのだ。
こちら側の私と、夢の中の私を繋いでくれる、媒介のようなあの場所が。
私は、ある時期何度も同じ夢を見ていた。
現実の私は知らない場所でも、夢の中の私はその場所をよく知っていて、大きな水がめの奥に入ると何があるのか、上まで続く階段の途中には隠し部屋があるとか、招かれるように、何度も同じ場所に出かけていた。
夢なのか、現実なのか。その境目に眠りがあって、あちらの世界とこちらの世界を往復している。そんな感覚が不思議でもあり、魅力的でもあった。
また別の意味で、夢には様々な暗示めいたものが登場する場合もある。
こうした場合の夢は、目覚めたあともとてもリアルに意識の中に残っていて、その意味を探せと訴えかけてくる。
今朝見た夢もそうだった。
何かの縁日のような場所で、私は大きなお堂の中でお経を聞いて出てきてみると、履いてきた靴が見当たらなくて懸命に探している夢だった。
今朝、思い出したのだ。
数年前に同じような夢を見たことを。
きっと、これから、何かの変化があるのかもしれない。そんなことを思った。
そんなことを思って、今日は過去の記憶を遡りながら過ごした。
今日はどんな夢を見れるだろう。
あなたはどんな夢をみるんだろう。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
夢は抽象的な表現しか出来ませんが、私には大きな味方のような存在です。
夢を観察すると面白いのです。
私の大好きな漫画に、内田善美さんの「星の時計のLiddel」という本があります。もし良かったら是非、読んでみてください。
夢に魅入られた一人の男の人のお話です。
それではまた明日。
この場所で。