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風を変える

風の変わり目も、意識をすると、潮目が変わるのがわかるようにはっきりと感じることが出来るようになります。
日本には、四季があって(だいぶ薄れてきているけれど)二十四節気と呼ばれるものや、二十四節気をさらに約5日ずつの3つに分けた七十二候というものがあるので、案外こんなことを知っておくだけでも、風の変わり目をキャッチして自分の運気に活かすことが出来るようになるはずです。

そう、今日は「運気」を自分で捕まえて変化させてみよう。っていうお話を書いてみようかと思います。
人は無意識である方向に流されたり、とんでもない方向に連れていかれることがあります。
なんだか、ある時を境に上手く行かないことが多くなったな。とか、
最近、周りにいる人たちが何かピンとこなくなったなぁ。
勝負事に勝てなくなったなぁ。
そんなことを思ったら、運気の変わり目が来ているの合図かもしれません。
そんな時に、変化のタイミングだ!!と切り替えて、これまでとほんの少しだけ違うことをしてみると、グズグズだったことや、上手くいっていないことが、スルリと上手く運び始めたりするものです。

そのタイミングを捕まえる方法は色々あります。
たとえば、ホロスコープ(西洋占星術)、東洋の四柱推命や算命学。
色々ありますが、私が書いた季節の変わり目、特に立春や夏至、冬至といった日や、新月や満月といったタイミングを利用するなんていう、お金のかからない方法もあるので、自分に一番合ったものを探し出して、それをなんとなく意識して生活をするようにしてみてください。
意識していくと、身体のサイクルも少しずつ変化を始めて、面白いことが起こり始めます。

今回私は、一人旅によって、自分が漂っている風の向きを変えてみました。
旅を終えて東京に戻ってきたら風が変わっていたのです。
今振り返ってみると、強羅の宿から登山電車で小涌谷、そしてバスに乗り換えて箱根神社に向かっているときは、ものすごい霧の中で、数メール先も見えないような状態でした。まさに、これが、箱根に来る前の私の状態です。
脳みその疲れが取れない感覚が強くて、悶々としていた状態。
でもそのあと、箱根神社にお参りをして芦ノ湖まで降りてきたら、嘘のように霧が晴れていて、ものすごスッキリ感。「前に進んでいいよ」というGoサインを貰ったような感覚になっていました。

いつもなら、疲れていたら家でのんびり、ダラダラを選んでいたのを止めて、一人の時間を作ること、一泊旅行をすることに決めたことで、強制的に風を変えたのです。
悶々とした状態から抜け出すには、「自分で決めた行動」しかないのだと、思います。その時の躊躇が大きいほど効果ははっきりと見えるはずです。
例えば、いつも降りている駅の違う出口から出たら見える景色が違うように、自分が吹かれる風が変わると、見える景色は同じでも、捉える感覚が大きく変化をするので、これまで重々しかったものが、そんな風に思わなくなっていたりするからとても不思議です。

今、きっと何かを抱えて悶々としたり、疲れていたりする人がいると思うのです。そんな方たちに伝えたいのは、いつもと同じことをしている限り、グルグルからは抜けられないけれど、ちょっとだけ、同じ事から離れてみたら、見える景色が変わり、受け取る心が変化するよ、ということです。
そう簡単に離れられないという人がいると思います。
でもそれは、実は自分で離れないこと、変えないことを選んでいるんです。厳しいけれど、これが真実です。
行動には必ず結果がついてくるものだから。どんな小さいことでもいいのです。自分の風を変えるために、行動を起こしてみてください。

実験してみると面白いですよ。
「通勤路を変えてみる」「いつもとは違うスーパーで買い物を始める」
「電車を一本早めてみる」「いつもは着ない色の洋服を着てみる」
こんな小さなことをやって、その日の自分を観察する。
「いつもは言えないことを勇気を出して言葉にしてみる」
そして自分を観察する。
これを繰り返しているとね。「お」っていう発見が必ずあります

風を変えてみましょう。
吹かれる風が変わると、居心地が変わります。
空を見上げたら、いつもより空が綺麗見えるかもしれません。
風通しの良くなった心には新しい何かが芽生え始めるはずですよ。

今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
それではまた明日。
同じ場所で。

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