カレー屋さんをオープンするまで②
地元へUターン
コロナ禍によって好きな職場を失ったことで、今後の働き方や生き方を考える時間が多くなりました。
繋ぎの仕事をしながらも、毎日頭にはその悩みがあり、ただ、まだ京都に残留していたい気持ちがあり・・・なんとなく1年弱を過ごしました。
毎日ひとりで考えたり、人に話したり、紙に書いたりした結果、シンプルに思い立ちました。稼げるかどうかは一旦置いておいて、とにかく自分自身がやりたいことをやろうと、
その頃、シェアハウスに住んでいた同居人たちも海外へ行くことを決めたり、新しい仕事に挑戦したりしている状況でした。この世界全体がコロナ禍によって混乱していた時期でも、目標に向かって行動している姿に影響され、この結論に至った部分が大きいです。
ひとまず地元へUターンすることを決めました。
カレーを売る活動を始める
地元に帰って、クラファンで資金集めでもしようかなーと安易に思いつき、思いついた次の瞬間にはクラファンをしたことがある先輩に速攻電話をかけ、相談していました。(全てノリで動く)
そのときたしか、2時間くらい話しました。カレーの前はアイスクリーム研究をしていた時期もあった(短期間)ので、アイスクリーム屋のことでも相談していた先輩です。
結論、やるんなら、一度でもカレーを売る活動をしてみて、応援してもらえる人を少しでも作ってから支援を募るほうが成功確率が上がるのでは?とアドバイスをもらいました。
先輩のアドバイス通り、その後すぐ、地元のレンタルキッチンを借り、カレーを売るというはじめての体験をしました。
その際には元々持っていたカレーのインスタを久しぶりに動かし、集客ツールとして使いました。
はじめはレンタルキッチンでの活動でしたが、そのうち元々知り合いの方々がイベント出ていいよ〜って言ってくれたり、うちを間借りしていいよ〜って言ってくれたり、こんな場所あるよ〜などと、何も言わずとも向こうの方から紹介していただけるようになり、活動が続いていきました。
優しい周りの方々に場所やものを使わせてもらいながら(感謝)、そのまま現在も間借りやイベントで転々とカレーを提供しています。