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カレー屋さんをオープンするまで①

2024年9月現在、福井県内にて間借りやイベント出店などをしているカレー屋のチョウジです。
この記録はカレー屋として実店舗をオープンするまでの記録です!

カレー活動に至るまで

カレー屋勤務経験はありません。

社会人経験としては飲食業しか経験がないほど飲食好きな自分ですが、それは食べることや食べものやお酒がある空間、飲食業を通して出会う人々が好きだったからで、カレー作りに関してはコロナ禍に始めた趣味のひとつなのでほぼ未経験です。
(飲食業に対応できる体力以外、取り柄なし。長所聞かれると、いつも体力って答える。褒められるポイントといえば疲れたって言わないところぐらい)

もともと住んでいた関西は、スパイスカレーの聖地と呼ばれるカレー屋激戦区です。
自然とカレーを食べる機会は多く、独創性が高かったり表現の幅が広いカレーの世界が好きで、また、関西で出会うカレー屋さんの店主さんたちは、キャラも皆さん自由。面白い方々ばかりで、話を聞いていると楽しそう♪といつも思わされていました。



コロナが流行り出した2020年、すぐに勤務先の飲食店が休業期間に入り、自宅待機となった私は、あまりにも暇だったので趣味を見つけることを目標に、いつ終わるかわからない外出自粛期間をを過ごしていました。


その時始めたこととしては、アクセサリーを大量生産してBASEで販売したり(マスクにつけるストラップとかは宣伝しなくてもあの時は売れた)、フランス人の女の子にフランス語や中国語を習ったり、一眼レフを知人に借りて、撮影や画像編集の練習をしたり(あの頃住んでいた京都は、観光スポットにも全く人がおらず、撮り放題だった)、何をするとかは決まっていないけどデザインやwebマーケティングの勉強をしていました。

とにかくいつ終わるかわからないコロナ禍が明けた頃、何かスキルがついていたら良いな〜という気持ちでした。


何かの分野に手を出すたびに、Instagramでその世界の人たちとつながるためにアカウントを作っていたのですが、色々と試した中でもコミュニティの広がりに面白さを感じたのがカレーの世界でした。

カレー作りそのものもハマっていましたが、Instagramに投稿して会ったこともない人から反応がある、ということが面白くてカレーにハマった部分が大きいです。

その後、休業期間に入っていた勤務先が営業再開となり、また元のハードな長時間労働スタイル笑が始まります。
gotoキャンペーンの影響で京都はまた勢いを取り戻し、観光客の増加で多忙になり、しばらくカレーを作る気力などは微塵もありませんでしたし、存在さえもほぼ忘れていました。

が、コロナ第二波がやってきたころ。会社の方針により、あっけなく勤務先の店舗は閉店となってしまいました。

その店舗は、大箱と呼ばれる店舗だったので、当然ハードな環境で、いつも慌ただしく、疲労が溜まっている状態で過ごしていました。
ですが常に刺激があって、飲食業自体が好きな自分にとって好きな職場でしたので、閉店の知らせはショックでした。これからどうしようという気持ちになりました。今思えばこの出来事が今の活動に至る最初のきっかけとなりました。


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