全仏オープンテニス2021。ジョコビッチファンの私がチチパスに涙する。
全仏オープンテニス2021 終わりました。
男子決勝: チチパス 対 ジョコビッチ
(…なんだ、テニスの話か… )
ちょ、ちょま!!
いま、帰ろうとしました?!
解りやすく!、今年こそ、いや、今年も!!より一層わかりやすく!
そして、いい話なんで!どうか行かないで!
チチパスのためにも…どうか。
(どうせ、チチパスがイケメンだからでしょ?)
違います!!!!(ひときわ大きな声)
チチパスは確かにイケメンだが、
私のタイプではありませんッ!!!!!!
!?!!!??
私( ・・・真剣なまなざし )
読者代表さま( ・・・ちょっと何言っているのかわからないけど、まぁ読んでくか… )
私をよく存じている読者さまは、私がジョコビッチファンだということをご存じだと思います。
ええ、私はジョコビッチのファンです。
結果は、ジョコビッチの優勝。
ですが、私はチチパスに涙しました。
テニスというスポーツは競った試合となると、1セット1時間はかかります。それを5セットとなると5時間近く戦うこととなります。
相手を見ながら、戦略や体力もありますが、いかに質の高いプレイを続けながら大事な場面を取っていくか。
決勝戦は世界ランク1位のジョコビッチを相手に、チチパスが2セット連取。
驚きましたが、チチパスの勝ち上がり方を観ていたら、僕はあり得ることだと思っていました。問題はこっからです。
※ちなみにチチパスの世界ランクは5位です。
で、結果は、3セット、4セット、5セットと ジョコビッチが連取し、ジョコビッチが優勝するわけです。
ここで、ハンター×ハンター風にお話します。選手の状態・調子は常に変化します。
それを < B・A・AA・S・SS >の5段階とします。
1セット目7-6チチパス。 チチパス(S):ジョコビッチ(A)
2セット目6-2チチパス。 チチパス(S):ジョコビッチ(A)
3セット目3-6ジョコビッチ。 チチパス(AA):ジョコビッチ(S)
4セット目2-6ジョコビッチ。 チチパス(A):ジョコビッチ(S)
5セット目4-6ジョコビッチ。 チチパス(S):ジョコビッチ(S~SS)
といった感じです。わかりますでしょうか?
そうです、チチパスは優勝していてもおかしくありません。
ジョコビッチが強すぎます。
ご覧の通り、チチパスは質の高いプレイをジョコビッチ相手によくキープしました。感動しました。
しかし、ジョコビッチは徐々に徐々に上げていく、右肩上がり続け、試合の大事な場面ではSS状態になります。
チチパスは、とても良いテニスをしました。
正直あれで優勝できないなんて、相当悔しいと思います。
ギリシャ人初のグランドスラム決勝進出。
彼はまだ22歳。並居る強豪を倒して、やっとこさ手にした夢のグランドスラム優勝への切符!
その舞台で素晴らしいプレイをしました。
出し切れなかったなら、悔しさも後悔も、残ろうかと思います。
“これだけやっても勝てないのか…” という
ただただただただ、ひたすらに、悔しい。
試合が終わってから、表彰式、インタビューがありますが、彼を見ていれば伝わります。会場も同じです。彼を称える鳴りやまない「チチパス」コール。
だが、勝てなかった。
ジョコビッチは生涯グランドスラムを2回達成するというとんでもない偉業達成。(※生涯グランドスラムとは、テニス4大大会【全米、全仏、ウインブルドン、全豪】を全て優勝すること)
チチパスの悔しさに、僕は涙しました。
悔しいだろう。
悔しいだろうな。
そう思うと泣けてきたのです。
それだけに、彼は良かった。
こうやって書いていてもマジで泣きそうになります。
ありがとう、チチパス。
なにか大切なことを、教えてもらった気がします。
僕も自分のテニスに活かしたいと思います。
読者代表の言葉:(テニスに活かすのかよ!)