️尊敬できる経営者いらっっしゃいますか?
みなさんは尊敬できる経営者って、どなたかいらっっしゃいますか?
私が尊敬できると思う経営者は LDH JAPAN 会長 五十嵐 広行氏(元EXILEのHIROさん)です。
そう思う理由なのですが、2003年6月のMBS情熱大陸でエグザイルエンタテイメント有限会社(初代EXILEメンバーが立ち上げた会社)の放送を見たのがきっかけです。
パフォーマーが芸能活動をしながら、会社も経営する。しかも代表取締役社長は元ZOOのメンバーであるということから、番組の密着取材される内容でした。
番組中、初代EXILEのメンバーで、ライブ終了後、居酒屋で打ち上げをしているところに密着取材する場面がありました。
その中で、インタビュアーがHIROさんに質問しました。
「今後会社をどのようにしていきたいですか?」
HIROさんの回答は(ちょっと昔のことなので、一言一句あっているかは自信ありませんが、、)
「今後も、みんなでうまい飯を食っていけること」
でした。
いたく感銘を受けました!
よく耳にする「年商〇〇億まで成長させる」だとか、「われわれの事業を大きくしてもっと社会貢献を」だとか、確かに立派な会社の存在と存続意義だとは思います。
でも、「うまい飯を食っていけること」、これに勝る会社の意義はないと私は思っています。
会社は組織です。組織の定義は「ある目的を達成するために、分化した役割を持つ個人や下位集団から構成される集団」(広辞苑)です。
分化した役割を持つ個人がそれぞれの仕事をして、一人では達成できないことを成し遂げて成果報酬とする場、それが会社と思います。
そして、何のために個人がそれぞれの仕事をするのかというと、「生きていくため」=「うまい飯を食っていくため」と思っています。
厳しいビジネス戦線でいかに優位に立つかを実現することはロマンがあって面白いことかもしれませんし、そういった熱い思いの経営者の目的を達成することによって会社の存続となっていることは理解できます。
しかし、「経営者の目的の達成」と「円滑な組織」のバランスって、とても大事なんだろうな。
と、社会人若造が思った、2003年の初夏でした。
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