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ちょど研→今年の振り返り座談会2/2「研究活動のアウトプットについて」
前回の振り返り座談会では、現状の記事の見せ方と今後の方向性について、話し合いました。
今回のテーマは、取材の運営体制と今後の展開について。新しいコンテンツ、SNSの運営、やってみたい企画など、今後につながるアイデアがたくさん出てきました!
記事の本数をコンパクトに
巣内 まずは、取材の運営体制について。今、月に取材を一本、そこから3記事をベースに掲載しているんですけど、その本数についてはどう思いますか?
ダーマツ 月1記事よりは、3記事とかの方が告知もできるし、動いてる感は出ますよね。1回目は「自分の好きなブランドとの距離感」、2回目は「自分のブランドとお客さまの距離感」、3回目はフリースタイル。そこはキープしたまま、他のインタビュアーさんにお願いする時の質問項目も、巣内さんの定型を残しつつ事前に質問案を擦り合わる、という方向でどうですか?
巣内 そうですね。記事の構成は2記事にして、1回目は「自分の好きなブランドとの距離感」、2回目は「自分のブランドとお客さまの距離感」で統一しても良いかもですね。
ちょど研とrite社のブリッジ
巣内 あとは、運営周りで何か課題とか要望とかありますか?
塩尻 課題は明確で、どうやってPMしていこうかなと(笑)。今、rite社内のプロダクトの方が商談を積極的に進めている段階で、角度がだんだん高くなってきたので、今度はインバウンドまわりに力入れないと、と思っています。
巣内 ちょど研で積み上げたことを、rite社の中でどう活かしていけるのか、ですよね。徐々に設計していかないと。
塩尻 来年くらいには、何かしらの数字をとってみようかなとは思ってますね。一番難しいのが、プロダクトの方の顧客層と、ちょど研の読者層が、ぴったり一致してるわけじゃないから、建て付けが難しいなと思って。
巣内 rite社はテッキーなイメージが強いけど、ちょど研は牧場みたいですよね(笑)。そこの建て付けは考えないと。rite社の実績を取材していくようなコンテンツが、何か作れたらいいのかなとも思います。社内の人軸で色んなテーマで記事作るとか。今までのやつよりは、ビジネスっぽいコンテンツになるかもしれないけど。
塩尻 僕としては、現状のちょど研の、あまりビジネスっぽくない感じは残したいなと思ってて。とはいえ、あくまでもプロダクトのインバウンドにつながるという大前提の目的はある以上、そこにどうやってビジネス的なものをこちらの世界観を崩さずにマージしていけるかというのは考えたいですね。
rire社の事例をちょど研でコンテンツ化
ダーマツ rite社の制作したアプリを使ってくれてる人が登場する、みたいなのが記事が作れたら理想ですよね。ブランドとお客さまの距離感、という話からちょど研にも繋げられそうだし。
巣内 riteではファンとの交流を図るために使えるためのアプリを作ってます、という記事の下に、「ちょど研ではこういう研究もしてます」というのを載せる。サムネとかを作るのもいいかもしれないですね。
塩尻 それに伴う誘導文を載せるにしても、そのライティングを巣内さんにお願いしたら、違和感なくちょど研に繋げられるかも。
ダーマツ 疑問系で投げかけるのはどうですか?「ちょうどいい距離感を作るのに、これくらいがいいかも?」とか。
塩尻 営業先のクライアントさんがよく言ってるのは、マーケティングというよりはユーザーとのコミュニケーションを強化していきたいんですよね、と。そう考えると、ちょど研がやってることも、うちのプロダクトも含まれる気がするんです。
巣内 それも少しずつ考えていきましょう!
SNS、イベント…今後の展開は?
巣内 次の課題テーマとして、今後の展開について話したいんですけど。SNSとかの施策があんまりできてないなと。グッズも作れてないし(笑)。あと、これはコロナの状況次第ですけど、本当は都内以外にもいろんなところに取材に行きたいですね。
安達 遠方取材行きたいですね。東京とは、ブランドとユーザーの関係も少し違っているかもしれないですし。
巣内 アートプロジェクトの仕事やってる友達がいて、美術館とユーザーの関係って、前に聞いたんですけど、面白そうなんですよね。
塩尻 あと、ちょど研で本出したいですよね。イベントもやりたいし。でも、確実にまず進められるのはSNSですね。
裁量権のあるSNS運用
巣内 みんなでやるのはどうですか?各担当者が、その記事について投稿していく。
ダーマツ 簡単なルール決めておけばよさそうですよね。1投稿目ではこういうことを書きましょう、とか。
塩尻 もしくは、ブラックリスト形式というか、こういうことはやっちゃだめ、みたいなNGだけを作っておいて、投稿は思い思いにやってみるのもいいかも。あの有名なシャープの公式アカウントも、おそらくブラックリスト形式でやってます。
ダーマツ そのやり方、いろんな場で適用できそうですね。「これをやりましょう」って決めるよりも、「これはやっちゃだめだけど、あとは自由です」という方が内容も広がりそうです。
塩尻 最初に決め打ちにしちゃうと、Twitterのアナリティクスを振り返るっていう意識になりづらいんですよね。
巣内 SNSを含めた運営や、記事についても、定期的に振り返る仕組みを作ってもいいかもしれないですね。
<SNS運用で考えれること>
・記事のディレクターがSNS投稿も担当
・ブラックリスト形式
・各々の裁量に任せる
・定期的な振り返り
研究発表会やりたい!
ダーマツ あとは、ちょど研の活動から、rite社の本業の方に何かフィードバックができるようになると理想的ですよね。お客さまはこういうサービスを入れたら嬉しいみたいですよ、とか。
塩尻 今、プロダクトのフロント商品といって、いきなり受注にすると単価が高いから、その一歩手前の段階で、プロダクトに関するユーザーコミュニケーションのコンサル部分を担当する、ということもやってるんです。そこであれば、ちょど研のフィードバックを組み組めそうですね。
ダーマツ もうちょっと記事が増えてきたら、研究活動発表会とかやったりしたいですね。
巣内 今までのゲストに時間差で出てもらって、改めて考える「いい距離感」を語ってもらうとか。
塩尻 もしそういう建て付けでウェビナーとかをやれるとしたら、うちのプロダクトのフロントのコンテンツになり得るなと思います。
ダーマツ ワークショップの企画とかもいいですよね。そういう、研究活動のアウトプットができる場が作れるといいなと思います。
巣内 動画とかラジオのコンテンツも何かやりたいけど、もう一個編集部が必要な感じですよね(笑)。
ダーマツ まだ記事の作りに調整が必要そうだから、それが安定してからでいいかもしれないですね。
巣内 ありがとうございました!今回の振り返りで出た課題を記事に反映させていきながら、より認知につながっていくような企画も進めていきたいですね。今後のちょど研にもご期待ください!
<ちょど研で、今後やりたいこと>
・記事の設計調整
・SNS施策
・遠方取材
・グッズ、物販を作る
・本を出版する
・イベント、研究発表会、ワークショップ
・rite社とのブリッジ企画
・動画やラジオコンテンツ
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