大人のジャンプが低い理由を考えてみた
大人スケーターのジャンプは低い、浮いてないと言われてきた、それは大人だからと、あきらめられていた
なぜ低いのか?
観察したところ、ジャンプの時に、膝が曲がったまま跳んでいる、あれ?と思って見ていると、ジャンプが低い人ほど膝が曲がったままである、サルコウとトウループが顕著である
膝を伸ばして跳んでみてと言って、試してもらった事があるが、伸ばせない
地上でジャンプを跳んでみる、膝を伸ばさないで跳べるだろうか?
これだ
膝を伸ばす動き、立ち上がる動きを、氷上でやっていないのである
氷上でよく聞く言葉は『曲げる』『もっと深くもっと曲げて』
『伸ばす』『立ち上がる』と言う言葉は聞かれない
(フリーレッグ伸ばせと言う言葉はしょっちゅう聞くが)
氷上で立ち上がる動きを訓練していないのだ、スケーティング、ストローク、セミサークルでも膝が曲がったまま、立ち上がらない
やってない動きは、出来る訳が無い
大人スケーターに必要なのは、立ち上がる事です、片足で
フォアは出来ると思いますが、バックはどうでしょう?バックの片足で立てますか?
ちゃんと立ち上がらないと、軸が作れません、軸がないジャンプは危険なだけです
氷上で立ち上がる練習をしましょう、片足で立てるように。