きのこ散歩*2022/5/7極小サイズきのこばかりを撮る
今日は買い物ついでにちょっと近場の公園でも散策……のつもりが、3時間ほどうろついてしまいました。かわいい小さなきのこたちがたくさんいたので、撮影に夢中になってしまったんです。期待していない時ほどいいきのことの出会いがあるのよね。
いちばんたくさんあったのは、アオキオチバタケ。アオキの落葉や枯れ枝から発生するオチバタケのなかまです。
とっても小さなきのこなので、スマートフォンのカメラを使っている方だと上手く撮影できないかも。傘のサイズが2~3mmなんです。マクロレンズを使い、ライティングしながら時間をかけて撮影しました。
アオキの落葉から出ていたものをいい感じの場所に移動してかわいく撮ってみました。こんなことして遊んでいると時間がいくらあっても足りない。
私が普段散策しているフィールドでは珍しいスジオチバタケも一本だけありました。
乾き気味で色が落ちてしまっていますが、筋の部分が紫色のオシャレなきのこです。
小さなきのこを探していたら、ルリソウが咲いているのが目に入りました。こうした小さな花に目が留まるとほっこりしますね。今日ここに来てよかったなーって思います。
この場所には根元にキツネノワンが出る大きな桑の木があったのを思い出しました。ちょっと時期が遅いかもしれないけれど見に行ってみましょう。
キツネノワンを観察した時の記事はこちら↓
あ!
キツネノヤリタケが出ている!!
出始めたばかりのようで、小さな幼菌が何十本も出ていました。たぶんちょっと踏んでしまった……。
今までは見たことがなかったのですが、やっぱりキツネノワンと同じ場所に出るんだな。で、そのキツネノワンが全然見当たりません。
じっくり探してようやく見つけました。4月中旬に出るきのこですから、もう時期が終盤のようです。そうか、キツネノワンが出終わってからキツネノヤリタケが出るんだな。見に来る時期が早すぎて今まで見つけられなかったのか。
同時に見られるとの情報もありますが、やはりキツネノヤリタケの方が遅れて出ると言っている方が多いです。
ワンとヤリのツーショット写真が撮りたいと思っていたのですが、これは時期が難しいわけです。辛うじてワンの老菌とヤリの幼菌が近くにいましたが、もうちょっとお互いいい状態でもっと近づいてくれないかなー?新たな目標ができました。
今日は小さなきのこや花を撮影して充実した散策でした。これからの季節は何かしら被写体となるものがあるので、撮影がとても楽しいです。