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インクルーシブ教育ってどうなってるの?

「インクルーシブ教育」を目指す取り組みってどういうこと?

近年、「インクルーシブ教育」とか「共生社会」という言葉をよく耳にする様になったけれど、実際のところ学校現場はどうなのか。
本当に「地域でみんなと共に学ぶ」ことは保証されているのか。

そんなことを考えながら、公立小学校で支援学級の教諭として障害のある子とともに日々を過ごす中で感じたことや、実践していることなどを発信していきたい。

これらの記事は、よくまとまっているなと感じます。
「インクルーシブ教育」について考えるとき、まずはこの条約を知っておく必要があります。  
なぜなら、まだまだ障害を「医学モデル」で捉え、「社会モデル」として捉えようと考える人は少ないと感じるからです。
特に、学校現場では「あの子がしんどい。」「あの子が大変。」という話が職員室でよく聞かれますが、その子に対する教師自身のかかわり方についてはほとんど語られません。教師の配慮、環境調整によってその子の障害の状況は大きく改善することもあるという社会モデルの考え方が浸透していくともっとインクルーシブ教育が自然と進んでいくと思います。

しかし、「医学モデル」で障害をとらえている人が「社会モデル」で障害をとらえるようになるのは、かなりハードルが高いと感じています。

では、どうすればいいか・・・。

私の今の考えは、実際に「共に過ごす」ということです。
教師であるならば、実際に「同じ教室で過ごす」ということです。
まずは、そこからかなと感じます。
知らないと何も始まらないと感じます。

私はこの障害者権利条約の精神に賛成しています。
この条約で目指すべき社会の姿が述べられていますが、少しでもそこを目指してとるべき行動を考えていきたいと思っています。

文科省の提示する「インクルーシブ教育」を目指しているはずの学校現場は実際どうなのか。どんな取り組みが有効なのかについて考えていきたい。


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