愛着障害 親について書いてみます
昔読んだ本、岡田尊司さんの新書『愛着障害』
当時、仕事が忙しくて、ちゃんと読めていませんでした。もう古本屋に売っています。
細かい内容は忘れましたが、愛着障害の有名人が出てきたのを覚えています。
自分の親のことを、思い出してみます。
私の両親は離婚している。
それは別に気にしない。
物心ついたときから別居していたし、仲のいい二人を見た記憶がない。
まるで他人同士だ。
母からは、父の悪口ばかりを聞かされた。
父は冷たい人だと。
まぁ、男女は合わないものはしょうがない。
父とはたまに食事に行ったりした。
私から見た父は寡黙で、何を考えているかはよく分からなかった。
子供の頃、あまり褒められた記憶はない。
テストでいい点を取っても、取って当たり前って感じ。もっと頑張れって感じ。
母は、ヒステリーを起こすこともあったが、仕事と家事が忙しかったのだろう。
暴力を振るわれないだけマシだ。
小学校の高学年、中学生の頃いじめられた時もあったが、親にも先生にも黙っていた。学校に行くのが辛かった。
私は事実を認めたくなかった。
自分を嫌いになっていた。
なんだかんだで大学卒業できたし、ご飯も食べれたので両親を恨むことはない。
大人になった今では、むしろ感謝している。
いつまでも健康でいてくれることを願っている。
古いアルバムを見ると、母は赤ん坊の私を抱っこして、優しい顔をしていた。
いつまでも両親が健康でいてくれることを願っている。
幼い私は、さみしかったのだろう。
誰かに認めてほしかったのだろう。
誰かに助けてほしかったのだろう。
もしかして、愛着障害だったのか?
愛着障害と発達障害は似ているらしい。
…いじめられた記憶は、簡単には消えない。
自分が情けなくて嫌になる。
やり返せばよかったのだ。
気が弱いから、やり返さないから、調子に乗る。
思い出したら、腹が立ってきた。
これはいかん。深呼吸だ。
悲しみは消えた。
今あるのは、激しい怒りだ。憎悪だ。
これはいかん。
深呼吸をするのだ。
落ち着け。
親の話しから、脱線している。
今は、怒りが私を突き動かしている。
ぐっすり寝ないといけないな。
…もしかしたら、怒りに囚われている間は人は死ぬことはないのか?
アドレナリンが出ている。
眠れなくなってしまう。
眠らないと。
おやすみなさい。
落ち着いてきました。
書いていたら、落ち着いてきました。
今、生きていることに、感謝します。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。