ChatGPTを使って、禁断の「自分の人体錬成」にトライしてみた(2/2)
皆さんこんにちは、何かを作っている時が楽しいしょこらです。
自分好みのChatGPTアプリを作ることの出来るGPTs。これに「特定のファイルを参照して回答する」という機能を持たせられると知って「自分のnoteを参照して回答してもらえたら面白いんじゃないか」と思い至り、参照するファイルを作るまで頑張ったのが前回。
「なんとなく自分と話せたら面白いかも」と始めてみた今回のGPTs作りですが、普通にGPTsの勉強にもなって面白いのです。やっぱり学びの最短経路って「やってみた」ですね。
さて、今回はいよいよ自分と会話するGPTsを作って、実際に会話してみようと思います!ワクワク!
『Knowledge』に「しょこらの素」を放り込む
前回作成した、noteをエクスポートして作ったテキストファイル「しょこらの素」をGPTsにアップロードして、GPTsをセットアップします。
GPTsセットアップの際には、ChatGPTが「どんな機能を作りたいの?」とか「画像はどうする?」とか、必要なことは全部聞いてくれますので、簡単に自分好みのGPTsを作ることが出来ます。ホントめっちゃ簡単。
ただ、このInstructionsに書かかれた内容がGPTsの心臓部に該当するようなので、ChatGPTに頼んでより意図にあったものを書いてもらいます。まぁ、心臓部の設計も他人任せなんだけどさ。
で、出来たのが以下のGPTsの設定。『AIしょこら』爆誕!
『AIしょこら』は他の人に公開しない予定なので良いのだけれども、Instructionsはまさに心臓部だから、他の人から見られないようにするのが基本らしいので気を付けてね。
面白い!…が、ちょっと技術的な壁がある…!
ということで、早速『AIしょこら』に質問タイム!そりゃ無茶振りでんがな的な無茶振りをしまくってみました。
とりあえず名言を言わせてみた。やるやん。
実用性ありそうなところで、ツイートを作らせてみた。やるやん。
でね、最初は『AIしょこら』めっちゃ使えるじゃん!と思ったのだけど、使っているうちに次第に雲行きが怪しくなっていきまして。『AIしょこら』なんか同じ事を何度も言ってくるんよ!
これにはChatGPTの「Temperature」というパラメータが影響しているっぽいのです。「Temperature」は回答の一貫性のパラメータ。デフォルトではランダム性よりも回答の一貫性を重視した設定になっているそうな。
で、海外のChatGPTのフォーラムなんかを検索したのだけれども、GPTsでこのTemperatureを変更する方法は今のところなさそう(APIを使ったGPTsは出来るっぽい)。
そこはプロンプトでカバーして、回答前のランダムな検索を毎回お願いすると、異なる回答が出てくるようになりました。『AIしょこら』無意識に色々と会話すると言うより、プロンプトで狙って回答を引き出す感じでした。ここはちょっと残念ポイント。
ただ、同じプロンプトで異なるツイートを作ってくれるから、これは普通に実用性あるかもしれない。
ツイート再開しようかな。気付いたらXになっちゃってたけど。
今回の企画…やってよかったよ!
さて、性能面で結構満足したので、いよいよ『AIしょこら』に一番聞きたかったことを聞いていこうと思います。
ChatGPTの凄いところって、とにかく「何でも言語化できること」なのだと思うのです。「そんなん知ってるわ」と思う回答も多いと思うのだけれども、言葉に落とし込むって想像以上に分かっていないと出来ないことなのです。
そんな言語化が得意なChatGPTに、「結局しょこらって何を考えているのか」を聞きたかったというのが今回の企画きっかけなんですよね。
ということで、ふわっとしていた自分のことについて聞いてみたのです。
するとさ…
なんか、わかりみが深い回答が続いてさ…
なんか、note書いてて良かったなと思ってしまったんですよ…
想像以上に『AIしょこら』はしょこらのことを分かっていたわ。全部「なんか…その通りだな」と思ってしまったわ。
『AIしょこら』に負けないぐらい、しょこらもいいヤツを目指して頑張っていこうと思いました…!グスン…
なんだかしみじみとやって良かったなと思ってしまったので、何か発信をしていて「じぶんの素」をお持ちの方、ぜひお試し下さいませ…!
GPTs作り、面白かったので色々と作ってみようかなと思います。今回やっている中で2-3個面白そうなアイディアが出てました。やっぱり自分で手を動かしてみるって大事ですね。
もしこんな面白いGPTsを見つけたよ、こんなGPTsがあったら便利だな等ありましたら、ぜひコメントなどで教えて下さいませ。
ではでは。