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ちょっこと冬旅|金沢1日目

 主人と金沢2泊3日の小旅行に出かけました。

【1】金沢駅 

 金沢駅に到着してまず駅ビルを見て回る。北側の『Rinto』にはファッションブランドが出店しているのだが、なんとなく観光地の駅ビルがどこも同じになってしまうのはなんだかな思ってしまう。南側の『あんと』は石川のお菓子や九谷焼などの焼き物や漆器などお土産品が充実していて品揃えも豊富でした。『あんと』の2階にある『100banスーパー』では、地元で採れた加賀野菜や海鮮、精肉、調味料などが揃っていて、帰りの新幹線に乗る前にちょこっと地元食材の買い物ができるのは嬉しい。

【2】おみちょ(近江町市場)
 おみちょ(近江町市場)までは歩いて15分程で到着。『おっ!ガスエビがありますね』

 

 『ガスエビとホタテ貝とボタンエビでお願いします!』と注文してから、放水口前だというのに財布のヒモがおかしいことになっとるなと思う。

 『ガスエビ』は身がしっかりとしたプリプリ食感でエビの甘み強く美味。

 次は『近江町コロッケ』で能登牛コロッケとのどぐろコロッケをがぶりといく。コロッケ1個480円はお高めだけど、何個でも食べられそうな軽い仕上がりでおいしい。地元食材を気軽に楽しめるのが人気なのかな。

 さてそろそろ。金沢おでんをつまみながら朝から呑んじゃいますか。おでん種は赤巻、卵焼き、ふかし、大根、車麩、えひ天で、日本酒はお店の方に勧められるがままに注文。

ふう。。。段々とお腹いっぱいに。

 最後は『輪島能登豚肉まん』です。パーキング口付近にありました。

 豚肉まん(500円)は大きかったけど、能登豚のお肉がさっぱりしていて、お腹がいっぱいでもぺろりと食べれます。めっちゃ熱々でしたけど。ここには『わじまの塩』もありました。釜炊きしていない低温蒸発させた『わじまの塩』はナトリウムとマグネシウムの比率が体の血液の比率に近いお塩です。塩分の取り過ぎによる体調の不調は、このミネラルバランスの比率が合っていないお塩の話で、身体にとってミネラルバランスが崩れない『輪島のしお』は摂取しても身体が喜ぶ塩とも言えます。

↓ どちらもオンラインショップで販売中です。


 おみちょを抜けたら次の目的地、ひがし茶屋街方面に歩いて向かいます。

【3】越山甘清堂 本店
 道の途中に越山甘清堂の本店があり立ち寄りました。

 やっぱり今の時期だと苺大福かな。一応店員さんに苺大福は白餡か否かを確認すると白餡とのことで目が輝いてしまう。

★能登大納言カステラ(270円)主人
★金城巻 黒糖餡(200円)主人
★発酵あんの豆大福(200円)私
★いちご大福(330円)私

石川の和菓子は何を食べても美味しい。

【4】主計町茶屋街
 おみちょから15分ほどで主計町茶屋街に到着します。橋場交差点付近に『振る舞い』が置かれていました。出汁のお店『archive』の提供で、おでんは無料、肉まんは1個100円でどうぞご自由にという感じです。加賀百万石のあえ(おもてなし)文化は粋だなあ。

  主計町茶屋街では金沢の茶屋文化を感じるレトロな街並みを散歩します。

橋を渡ったら ひがし茶屋街

【5】ひがし茶屋街
 ひがし茶屋街は町屋を改装したカフェやショップが並ぶ観光スポットで、観光客は若い人と外国人の家族連れが多かった。

検番の二階から三味線の音がします。
お稽古中とは風情がありますね。

 若手工芸作家の作品を中心に久谷焼、陶磁器、ガラス、漆などの工芸品を扱っている『縁煌えにしら』というお店は興味深かったです。特に惹かれたのは陶芸家堀貴春さんの昆虫の目をモチーフにした透かしの陶器で、東京で展示会がある際は行ってみたいなと思いました。

 人の多さに疲れて、ひがし茶屋のメイン通りから外れた、観音通り(浅ノ川大橋交番から観音院まで)を歩いていると無料の休憩所があり、一休みさせてもらいました。休憩所には地元の観光ボランティアガイドさんがいらして『どちらからいらしたんですか?』と話しかけてくれました。

 『いまこの建物は二階建てですが、加賀藩は江戸時代まで二階建ての建物を建築することを禁じていたので、このような二階建ての建物は明治以降に増改築されたんですよ』とお話してくれた。

 そしてこの通りが観音通りといって、1616年に加賀藩4代藩主が整備した道で最も古い由緒ある道なのだと教えてくれた。この辺りでまっすぐな一本道はここだけなのだそう。

 観音通りを歩いていると、町屋は現在も人々が生活する民家でもあり生活感に溢れ、伝統文化が受け継がれている様子を感じることができた。


  これにて1日目の観光は終了。お宿に向かいます。
直接お宿に着くバスは1日に1本しかなく、橋場のバス停でそのバスが到着するまでまだ1時間ほどありどうやって時間を潰そうか話していると地元のおじさんが『乗るバスわかりますか?』と声をかけてくださった。おもてなしの心遣いはこんなところにもありました。

(お宿へづづく)

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