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バレエを嗜む優雅な午後【必見案件】

めちゃめちゃ釣り記事みたいなタイトルをつけてしまいましたが(笑)
新国立劇場のバレエの公演が無観客で開催されること、そしてそれが無料LIVE配信されると知り合いの方に教えていただきました。


ステイホームだし、せっかくだからと思って先程まで観ていたのですが、ほんとうにほんとうによかったです。あっという間に引き込まれてしまいました。見逃し配信がないのはもったいないけれど、それも本来は“生”である舞台芸術だからということなのだと思います。

あ〜それなら観たかったよ、と思った方!
まだチャンスは2回あります!!
明日5日と8日(土)のそれぞれ14時〜

「新国立劇場 コッペリア」などと検索すれば該当ページがすぐ出て来ると思います。

わたしはPCで観ましたが、You TubeをTVなどと繋いで観られるようにしている方は大画面で視聴することもできるでしょうから、ものすごい臨場感で楽しめるのではないかしら。さらに、客席からでは観られない、細かい部分も観られる絶好の機会かもしれません。

一方、バレエなんて全然観ないし、詳しくないし、、、と思って尻ごみなさる方も多いかもしれません。でも、それは絶対にもったいないです。だって、こういう言い方はアレかもしれませんが、ふと思いたって観ようと思ったら結構なチケット代ですし、それこそ意を決しないと敷居が高くなってしまうものですから。でも、これ無料配信ですから。気軽に観られますから。まずは、“知る”ことから〜、って感じでいいと思います、うん。
音楽ももちろん生のオーケストラの演奏ですから、それも贅沢だと思いますしね。


かくいうわたしも、バレエなんて全然詳しくないですし、観たのもいつ以来?という超初心者ですが、それでもものすごく楽しめました。『コッペリア』という題材もよかったのかな。小さい頃、絵本か何かで読んだ記憶があって、なんとなーくストーリーがわかっていたこともあるかもしれません。けれど、HPにはあらすじやキャストも載っていますし、さらに太っ腹なことに、公演リーフレットもデジタルで読めるんです。だからはじめてバレエを観る方もすんなり入っていけるのではないかしら。展開もわかりやすい三角関係というか、“あるある”な感じです。

配信の10分ほど前から繋いだのですが、開演前のオケのチューニングの様子や、幕間もそのまま中継してくれるので、劇場のロビーの雰囲気を思い出しながら、本編前からワクワクさせてくれるのもよかったです。そして、オープニング。「あ、この曲どこかで聴いたことあるな〜コッペリアの曲だったんだ」なんて思いながら、すぐに優雅で豪華な空間にトリップ。
そしてね、スワニルダのしぐさがいちいちきゅんきゅんして、それはそれはかわいいのです。(バレエを日頃からしっかり見て真似していたら、うつくしいモテしぐさが身につくのではないかしら、なんて思っちゃった)
そして、この日のために稽古を重ねてきたダンサーの皆さんをはじめ、楽団の皆さん、スタッフの皆さんのことを思ったら、胸が熱くなりました。舞台上に届かないとわかっていても、たくさん、たくさん拍手をしてしまいましたよ、わたし。

なんてネタバレはこの辺りにしまして、、、

「とにかく必見!!」

と貧相な表現でまとめたいと思います。
(そもそもことばを使わない芸術についてあれこれ語るなんて野暮だわ、、、とにかく百聞は一見に如かず、ほんとソレよ)


キャストは日替わりのようですので、お好きな方は見比べて雰囲気の違いを楽しむのもありかと。わたしも、観終わったばかりですが、もう一度観たいなぁと思っています。






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