日本人の味覚に🍫ベルナシオンからの挑戦状

こんにちは、ショコラリスト®︎サユリです。

今季、日本限定でサロン・デュ・ショコラ2024 Patr2 に出品されたリヨン🇫🇷の老舗、ベルナシオンのタブレットチョコレートを購入しました。

サロン・デュ・ショコラでも安定の人気ショコラティエで、わたしも毎年、2〜3種のフレーバーを楽しみに購入しております。

行列や再入荷は覚悟しているので、買えればラッキー✌️✨買えない時はウラのマーケットで高額に出回っていたりします💦

ベルナシオンと言えば、ゴージャスなフィリング入りの板チョコがシグニチャーですが……

今季のお勧めタブレットを割ってみると、あれ？　

れ？　れ？

もう、全くフツーに、フツーに、板チョコです。お花の手描き模様はありますがね。

フツーです。

可愛らしいお花模様🌸に騙されないでくださいね。

カッタいです！割れません！

扱いづらいハイカカオで、
ツヤっツヤのタブレット表面は
技術の高さです。

でも、固いひとかけをゆっくりかじりながらとろかしていくと、重厚感あるカカオとバニラアロマがたちのぼり、まろやかな余韻が残ります。さすがベルナシオン✨✨


この、さり気ない板チョコは〈タブレット ナチュール ノワール〉
花柄は今季の日本限定で、一枚一枚、手描きされています。ベルナシオンはサロン・デュ・ショコラの日本人のお客さまの味覚と反応をとても大事にして、商品にフィードバックしているそう。


個人的にベルナシオンは、お馴染みのソフトなフィリング入りタブレットが好きですが……


まぁ、花柄ベルナシオンの、ぎゅっと濃縮された挑戦状、受けて立とうじゃないか！　と、気合いでタブレットを割って、朝からテイスティングしています😋


⚠️あ、簡単には割れない伝統ある厚みと固さです。室温でゆるませてから、ナイフにかなり力を入れて断ちました。あるいはランダムな破片になることを覚悟で、トンカチでかち割った方が早いかも？

⚠️直にかじりつくのは、ご注意くださいね。

⚠️フィリング入りのソフトなタブレットがお好きな方にはおすすめしません。ラムレーズンのタブレットも同様に固いとのこと。


日本人の味覚、そしてアゴ&歯の力にも挑戦しているベルナシオン 笑


こんなタブレットこそ、新時代のマーケティング、「新ラグジュアリー」の境地です……かね？

新・ラグジュアリー ――文化が生み出す経済 10の講義

映画『フォレスト・ガンプ』の名言の通り、チョコレートって、食べてみるまで味は分かりませんからね。人生と同じです。

お読み頂き、ありがとうございます。

バレンタインとホワイトデーとサロン・デュ・ショコラ。1月〜3月にかけては世界中のチョコレートが日本に集まってきます。

どんなチョコレートと出会えるか、ワクワク楽しみのシーズンですね。