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美しいものは近くにある。
ロマネスコという野菜をご存知ですか?
ブロッコリーとカリフラワーを
足して2で割ったような味と食感です。
寒い季節、
ブロッコリーが旬で、
安いのでよく買います。
同じくカリフラワーも大好きで、
両方とも安いとどちらか選べなくて、
どちらも買って、
野菜室がパンパンになります。
小房に分けて茹でただけでは、
そんなに減るわけでもなく、
しばらく食べる事になります。
ロマネスコも、寒い時期が旬。
もうそろそろ終わりです。
それにしてもね。
本当に美しいのです。この野菜は。
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買ってくると、まずは愛でて、
料理する時に、また、愛でる。
まるで、仏像の螺髪(頭のブツブツのやつ)
みたいだし、見れば見るほど、
不思議な気持ちになる。
調べてみたら、
幾何学的な配置
規則正しい螺旋を描いて円錐を成している。
フィナボッチ数
フラクタル形態
何やら、難しい数学用語が並んでいた。
⇨諦めてすぐ閉じる
何らかの規則性があるから、
こんなに美しいんだと自分なりに解釈。
まだ未体験の方は、
見かけたら是非手に取って
この美しい野菜と出会って欲しいな。
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まぁ、料理は至って普通です。
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下から房をカットして行くと、
美しい、が
可愛い、になり、
手を止めて、また写真を撮る。
美しいものは、意外と近くにあるのです。