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幸せの黄色いボウル
合わせやすい。
使いやすい。
を基準に何かを選ぼうとすると、
結局無難なところに落ち着く。
誰が何と言おうが、コレ‼️
と選んだものは、たいていは
突拍子もなくて、既にあるものとの
相性も悪かったり…
そこに、一貫性やセンスがちゃんとあれば、
異色なものでも馴染むのだろうなぁ。
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1月末に友人と久々の再会をした時に、
長崎県波佐見を訪れた。
山あいの、とても小さな街で
波佐見焼のセンスがいいお店がたくさん。
鼻息荒く、見定めるうち、
どれもこれも良くて、選べなくなる。
私は、
小さめどんぶり 兼
大きめ汁椀 兼
カフェオレボウル 兼
中鉢
みたいな、自分にしか分からんぞ。
ってのを探していた。
で、買ったのがこれ⬇️
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鮮やかな黄色の食器に、
そこはかとなく惹かれていて、
でも、バランスを考えると躊躇してしまい
長いこと憧れのままだった。
波佐見でも、他に候補があって、
白地に伝統的な柄が少し入った
オシャレで、万能なボウルも候補だった。
絶対にそっちの方が使いやすいし、
料理も選ばないし、オシャレだったのに、
最後に立ち寄った店の外に、
ガレージセールで佇んでいたこのボウルを
見つけて、手に取ったら、
即決していた。
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買って来たからには、使いますとも。
カフェオレ、シチュー、肉豆腐、豚汁
なんでもござれ。使ったもん勝ち。
黄色い食器が好きになったきっかけは、
黄色いカップ&ソーサーで提供された
コーヒーが、あまりに映えていたから。
もう、10年近く前のこと。
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このコーヒーは、波佐見で買い物も終わり、
最後に一息つこうと飲んだコーヒー。
中煎ブラジルサントス、
とても美味しかった。
一目惚れして、
黄色いボウルなんて買ったけど
やっぱり白地のにすれば良かったかなぁ。
なんて、ちょっと過ったりもしたけど、
目にするたび、
使うたび、好きになる。
次は、コレに何を入れようか。
そういえば、その友人宅で、
お部屋をみせてもらったのだけど、
無駄のないシンプルなキッチン用品の中に
ひときわ目立つ真っ赤なケトルがあったけど
あれも素敵だった。
自分が"コレだ"と思ったものは、
無難なものには敵わないんだよなぁ。
でも、一目惚れをひたすら集めると、
多分大変なことになって行く…
これからの私に必要なのは、
この黄色いボウルを、より引き立てることを
意識して行くことだ。
それが、結構難しい。