こだわったから、こだわらなくなる。
前は、執拗に拘っていたけど、
今は、拘らなくなって、楽になった事がある。
こだわることが、良いことなのか?
こだわらないことが、良いことなのか?
時と場合によるけれど、
自分がこだわってる事は、たいてい
他人はどうでも良いことだし、
こだわっても、結果はそんなに変わらない
場合が多い気がする。
結局は、どこまでも自己満足な世界。
こだわらないことは、
=楽をする。手抜きする。適当。
そんな風に思っていた。
不満では無いけど、満足もしない。と。
昨日、作ったイチゴのパイ
こだわりを捨てる。
実は、このレシピでそんなメッセージを
勝手に受け取った。
大げさに書いてしまいましたが、
カスタードクリームを、
鍋で炊くか、レンジでチンするか?
という小さな話です。
こちらのレシピが大好きで、毎年作る。
何年も前に印刷し、見ながら作っていた。
去年か一昨年だったか、
cookpadで久しぶりに元のレシピを見たら、
作り方が変わっていた。
元々、カスタードは鍋で作るタイプだったが
今は、レンジで作るに変わっている。
まず、レシピ主さんが、
何年も前に掲載したレシピを、
まだ改善している姿勢に圧倒された。
自分の中だけで作り方を変えても
いいところ、レシピを更新して、
公開してくれたことは、感謝しかない。
私も長らく、
カスタードクリームは、鍋で炊く派だった。
電子レンジで手軽にやってる輩を、
少し斜めから見ていた。
でも、このレシピが変更になったのが
きっかけで、レンジで作る事も増えた。
このレシピの、カスタードの固さが、
マジで絶妙なのです。
切り分けた時、ダレないけど滑らか。
私のかいかぶりかもしれないけど
きっと、レシピ主さんは、
初めは鍋で作っていたけど、
レンジでも変わらず美味しく作れるよう
試行錯誤したに違いない。
そんな人の言うことは、
信じるに値する。
少なくとも
"簡単" "失敗なし"
をただ連呼しているだけのレシピより
圧倒的に好きだな。
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