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ショートブレッドFOREVER❕
来る日も来る日も何かを焼いている。
ほとんどは
誰かに送ったり、お裾分けするから、
あまり同じようなものにならない様に
しているつもり。
作りたい本能✖︎みんなの食べたい
を考えながら何を作るか決めるけど、
結局は、ワタシの匙加減。
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クッキーを作るのは好きで、
本当に色々な種類を作ってきた。
cookpad無料会員である私。
昨日、これまで自分が作って、
"つくれぽ"を送ったことがあるクッキーや、
気になってフォルダに入れたレシピを
眺めていた。
この世界で一種類のクッキーしか残せない
ってなったら、私は何を選ぶだろうか?
ふと、そんな考えが浮かんだ。
自分が作ってきたクッキーの写真を
最後まで見ることなく、心は決まっていた。
絶対に、ショートブレッドだ。
揺るがない。
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子どもの頃に食べる、
外国の美味しいものの記憶は永遠だと思う。
こんな美味しいものがあったのか!
という驚きと感動は半端ない。
そして、食べ終えてしまえば、
今度いつ食べられるのか、
どうしたら手に入るのか、
なす術もなく途方にくれるのだ。
ショートブレッドを初めて食べたのは、
中学生か高校生の頃だったと思う。
イギリスに憧れを抱いたのは、
スコーンより先にショートブレッドの存在。
(食べ物ばっかりw)
自分で初めて作ったのは、
子どもが小さな頃で、
山田詩子さんの米粉入りレシピ。
誰かにあげれば、
いつもレシピを聞かれる位人気だった。
ショートブレッドは、卵や水分を使わない。
生地のまとめ役は、バターのみ。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/172118342/picture_pc_14f073bc188883bae985cc4d41d49a40.jpg?width=1200)
ビニール袋に入れて、ぎゅうぎゅうに
寄せて寄せて、厚みも持たせて、
押し固めたら一旦冷蔵庫で休ませる。
生地にそって、ビニールをカッターで、
なぞり、ビニールの上側を剥がす。
無理にビニールから出そうとすると、
崩れるから、いつもこの方法。
包丁でカットする。
押し固めが甘いと、
パラパラと跡形なく崩れてしまう。
竹串の後ろで、穴を開ける。
この衝撃でも崩れるので、優しく。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/172118445/picture_pc_9ab170f5e037f35d65fb6a3e7893d801.jpg?width=1200)
天板に、そっと並べて焼く。
ショートブレッドは、焼き色をつけない。
生地も、普通のクッキーより分厚いので、
低い温度で、長時間焼く。
150度で、30分とか
160度で、25分とか。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/172120837/picture_pc_f89d003ff46ee9bafa632226bb1f143a.jpg?width=1200)
砂糖は少なめ、塩ひとつまみ強。
バター多め。
低い温度で長時間焼く。
焼き上がりから、数日後が一番美味しい。
出来立てを冷まして、
翌日、
その次の日
そのまた次の日。
またまた次の日…
時間差で、一個づつ食べてみたら、
味の変化と、ベストな食べ頃が
分かってくるはず。
アールグレイのティーパックを入れた、
紅茶風味も大好き。
私がどれだけ練習したって、
美味しく作れたと思っても、
本場のショートブレッドには絶対に
追いつけない。
その圧倒的な感じが堪らない。
ショートブレッドFOREVER❕