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自分のための。色々、少しずつ。

色々、少しずつ。
庭のプランターで野菜を育てている。
寒くなり、場所を移動して防寒対策した。

イタリアンパセリがモジャモジャで、
収穫してスッキリコンパクトな姿にした。

ブルグル(挽き割りデュラム小麦)が
残っていたのを思い出し、
パセリを大量に使うサラダ

「タブーリサラダ」

を作ることにする。
これは、トルコなど初めとする中東あたりて
良く食べられている。


パセリがメイン。と謳っているだけあり、
パセリ全て茎も丸ごと使う。

113g全部微塵切りにすると
こんなにちっちゃくなった。
もちろん全部使う。

昨日作っておいたササミも添える

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毎食、ほぼ1人で食べているけど、
いつも、こういう野菜のおかずは
4人分くらいたっぷり作る。
いや、正確には、出来てしまう。

この味ならコレいれても合いそう。
そう言えば、あれも少し残ってた。
なんて具合に、消費したいものを
あれこれと足していくと、
どうしたって、1人分を作ることは難しい。
それに、2人分でも4人分でも手間は同じ。

常備している、ザワークラウト

最近の野菜のおかずや汁物は、
色々、少しずつ入れて、たっぷり作る。

そうやって、"1日、一品"作ると

毎日、毎食、野菜のおかずを
何かしら食べれるし、少しずつ品も
入れ替わるから、
手間、栄養的にも理想的な気がする。

やる気がない日でも、何かしらの
おかずが冷蔵庫にあるのは、安心。

自分の為に、
自分で用意したプレゼントのよう。

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何で今までしなかったのだろう?

と考えたら、
やっぱり家族の存在が大きかった。

そもそも、作るものが余らない。
(本当は、これが一番清々しい)

そして、何となくの、"またコレ〜?" 感…

そのまま食べて、
パンに挟んで

忙しく外で働くお母さんならまだしも、
専業主婦である身で、飯ぐらいちゃんと
作らないと。

その、【ちゃんと】というのは、
余り物とか、作り置きじゃなくて、
とにかく出来立て。
その為に専業主婦でいると言っても
過言じゃない。
それぐらいしなければ。

疲れて帰ってきた家族に、同じおかずを出して
ガッカリさせたくない。

でも、料理が好き、作るのが好きでも、
やりたくない日だってあった。
作らなくていい日は、明確に体調が悪くて
動けない日。

誰に強制されたわけでもなく、
自分自身に、そうやって暗示をかけてきた。

実際には、本当にしょうもない手抜き料理も
しょっちゅう作ってはいたけれど…

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何日か、同じモノをひとりで食べる。
色々、少しずつ入れて作った地味なおかずを、
それこそ、色々、少しずつ…

時々、急にオットが
「早く帰れるから、家で食べます」
と連絡があっても、慌てない。
色々、少しづつ、あるから。


家族のために作っていた毎日は、
本当に頑張っていた。
私は、すごい。

自分ひとりのために、
ちゃんと作って食べている
今の自分も、結構好きだ。

そして、
食べるのが誰であっても、
やっぱり作ることが好きだな。

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