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クッキーを焼くお正月
娘は、明日家に戻ると言うので、
リクエストを受付したら、
やっぱりクッキーを持って帰りたいと言う。
仕事行く前の、
コーヒーのお供にしたいそう。
前は、当たり前にしていた、
誰よりも遅く寝て、
誰よりも早く起きるお母さん。
久しぶりにそんな感覚を覚える。
食事準備のスキマ時間にクッキー生地を作り
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ただでさえ、ぎゅうぎゅう詰めの冷蔵庫の
スキマに、生地が増えてゆく…
今朝も、まだ薄暗いうちから、
作って伸ばしておいた生地を、
型で抜いていく。
最初に型で抜いたのが、一番生地。
生地にかかる負担は最小限で、良い状態。
その余りをまとめて、伸ばして抜いたのが
二番生地。
美味しいのは、そこまでくらいと言われてて、
それ以降は、どうしても
まとめて、伸ばす作業が多くなるため、
"捏ね過ぎ"な状態になり、
焼き上がりが硬くなる。
生地の余りが出来るだけ出ないように、
四角で抜いたり、包丁でカットしたり。
工夫する余地はあるのだが、
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チーズクッキー
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何種類か作ったうちの一つは,一番効率の悪い、◯型を使ったので多めに余り生地が出た。
一番生地は、"一軍"
疑いようもなく、美味しいし、綺麗。
二番生地は、ニ軍。
一番生地に追随する。
寄せ集めで出来た三番以降の生地は、
デロンとダレ気味で、どうにでもしてくれ
てな風貌。
ここまで同じ作業を繰り返して来て、
少々面倒くさくなり、ついつい
雑に扱ってしまう。
でも、今回は硬さが特徴の薄焼きクッキー。
最後の一枚まで、美味しいはず。
集中力を切らさず、なんとか焼き上がった。
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やっぱり、型で抜くタイプのクッキーは
なかなか手間がかかるけど、
なんか、この味は、この形なんだよな。
前は、ある程度まとめて袋に入れていたけど、
今は、乾燥剤も入れて個包装にしている。
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家族に対して、過剰包装な感じは否めない。
けど、美味しさをある程度保持できるのと、
やっぱり、美味しそうなのだ。
選ぶ楽しみもある。
娘が頑張っていることは全て、娘自身の力。
クッキーなんて、微々たる存在である。
でも、これが
私が出来る最小かつ、最大の応援であるに
違いない。