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トマト帝国を作りたい。

トマトの大量生産にずっと憧れている。

憧れている。と言うだけあって、
毎年何本か植えるトマトがうまく育った
試しがない。

植えて最初の頃は、

食べきれないかも〜

と思うくらい実がついて順調なのに、
梅雨くらいから病気とか出て、
あっという間に失速する。

真っ赤に染まった集団トマトは、
すごく目立つ。

遠目に鈴なりのよその畑を見ては、
何で上手くいかないんだろう?
と毎年肩を落とした。

ところが。

この動画と出会って、
私がトマトを上手く育てられなかったのは
当たり前なんだと深く納得した。

そもそも、

相手のことを知らな過ぎた。

トマトのことだけじゃなくて、
他の野菜のことも。

と言うわけで、
新たな知見を得たところで、
気を楽にしてトマトを育てている。

農業系YouTuberの方の動画も良く見るし
参考にもするけど、そもそも土台となる
土が違うし、気候も違う。

結局、自分で考えながらやるしかない。

6月 梅雨入り前

今年は、合計10本ほど植えた。


市販では買えない、長細い加熱用トマト。
サンマルツァーノ

苗もなかなか手に入らないから、
種から育て、やっと収穫までら漕ぎ着けた。
(嬉しくて、思わずニヤニヤしちゃう)

このトマトを、大量収穫して、
一年分の自家製トマトソースを
作ることに特に憧れを抱いている。

なんのきっかけで、そんな憧れを抱いたのか
覚えていないのだけど、
それが、"スローフードの最終形"
なんだと勝手に思ってる。

一度にたくさん収穫出来る訳ではないから、
採れたら洗って丸ごと冷凍して、
たくさん溜まったらトマトソースを
作るつもり。


今年も、虫やダニが出始めて、
農薬を使わない丸腰の私に、襲いかかる。

そういうものとも、付き合うしかない。


上手くいかなくて、ひとつ気がついて、
次の年、
上手くいかなくて、また別のことに気がついて
その次の年、
やっぱり上手くいかなくて、
また別のことに気がついて…


と、これを永遠にやっていくつもり。

衰退が激しい
トマト帝国は、簡単に作れないのである。

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