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好きな本が変わらない。

目に違和感があり、眼科へ行った。
くっついていた異物を取り除き、
目薬をもらって帰ってきた。

予約して行くけど、
多少の待ちはあるので、
最"愛読書"を持参し、読んでいた。

海外のカフェや、
自宅のトイレ、
病院、旅行先。

色んなところに連れて行ったからボロボロ。

ページも日焼けして、どこかから
昔の本を発掘したかの風貌…

見開きで一話、のエッセイは、
何かの待ち時間に読むには最適。

何千回も読んで、穴埋め問題くらいなら
余裕で解けるくらいには暗記している。

それでも、まだ読み足りない。

アルゼンチン

久しぶりに読んでも、
いつもと同じところで、(心の中で)
深く頷いたり、涙ぐむ。

改めて、私の人生そのものが
この本に受けた影響の大きさを
考えずにはいられない。


この本に出会っていなかった自分は、
全く別人で、別の人生だった。


大袈裟だと思われるかもしれないけど、
それくらい、私のコアなのだ。

ブラジル サルバドール


決して読書家ではないし、
たくさん読んでいない私が、
奇跡的に出会えた、渾身の一冊。

こんなにたくさんの本が売ってるし、
何千冊、何万冊読んだ人も、
たくさん居るのだろう。

何度も読んだ、内容を知っている本は、
気心が知れていて、
普段読書の習慣がないわたしでも、
気楽なのだ。

新しいものを取り入れようと
色んな本を手に取ってみたけど、
この本を超えるものは、未だ出会えない。

少ない友達を大事にするように、
今手元にある数少ない本と
付き合っていきたい。

こういうのって、
誰にでもあるものなのかな?


個人的ブログにも、
愛読書について書いてます↓

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