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猫に『涼』を!
2021年夏、全国的に酷暑が続くなか、寒いはずの北海道も例外なく
「暑い」!!
むしろ、エアコンの普及率が低く、「観測史上初となる最高気温」をたたき出している北海道各地は、体感的にも厳しいはずだ。
Twitterでも、気温のことばかりつぶやいている気がする……
ちなみに、本日2021年8月3日の気温予想では、東京34℃、大阪32℃、鹿児島が34℃に対し、札幌34℃、旭川はなんと35℃!!
どういうこと??
過去の気温データと比較すると、今年の異常さがわかる。
7月に入ってから、札幌で30℃を超える真夏日が15日、そのうち猛暑日が2日。
そして過去20年の7月中の最高気温を、今年だけで塗り替えた日が【2日も】あったという驚きの事実。
執筆中に気づいたが、新潟はなんと37℃予想!?
これは本当に危険な気温。ともかくお気を付けください。
今年は異常な夏の予感がしていて、ついに我が家も冷房を導入!
今回は、その報告を。
エアコン導入の背景など
そもそも、北海道でエアコンの効いている家なぞ、お金持ちくらいなもので、所詮、1週間も続かない夏のために、庶民にエアコンは必要ない!はずだった。
しかし、子供のころの北海道と比べると、夏が長く、そして気温が高いように思えるのだが、これは年齢のせいなのだろうか??
とくにここ何年かの夏の暑さは、身体にこたえる。
そして我が家の猫たちも……
*
数年前まで住んでいた家は、比較的高い階にあって、しかも南北に窓があったため、暑いときには1日中窓を開けっぱなし、最悪は扇風機でなんとかなっていた。
猫たちも、それほど影響はなかった。
ところが現在の家は、南側にしか窓がなく、防犯上も開けっ放しが難しいため、夜間の暑さはもちろんだが、日中の不在時に、猫をおいて窓を締め切ってしまうのは、さすがにまずい!!
そしてついに、エアコン設置を決意する。
7月も終わりに近づき、いざ家電量販店へ行くと、設置予約のカレンダーが置いてある。
「設置可能日 8/16以降」って……、お盆過ぎじゃん!!
これはまずいぞ、なんとかしないと。
ついに見つけたスポットクーラー
設置工事を待たずに、「自分でエアコンを取り付けてみる!」というYouTube動画をみて、自分で設置してみようかとも思ったが、かなりハードルは高い。
どうしようもない暑い日は、猫を連れて、車で生活するか?とまで考えたり……。
いろいろ調べてたどり着いたのが、「スポットクーラー」とか、「ポータブルエアコン」とか呼ばれるものだった。
それって、体育館とかプレハブ小屋とか工事現場で使うような、アレ?
でも調べてみると、今では大きさもデザインも、家庭用に作られていて、排熱できるようにダクトや窓パネルがついている。
予想以上にいろいろなメーカーが取り組んでいて、その中から私が選んだのは、「ナカトミ MAC-20」。
レビューに興味のある方はこちらを。
いやぁ、それほど期待していなかったのだが、予想以上の効果に驚き!
自宅で冷風を経験したのが初めてだったので、ともかく感動!
だって、31℃以上あった室内が、26℃になったのだから、そりゃそうでしょ?!
エアコン病??
涼しさに浮かれあがっていた私とはうらはらに、
実は、室温が下がって1週間がたち、ヨタロウが下痢をしてしまった。
思い当たる節はある。
今まで、暑さでぐったりしていた猫たちが、快適になって部屋中を動き出すようになった一方で、夜間少し寒すぎたのか、ショコラはハウスの中に閉じこもりっぱなし。
マイペースなヨタロウは、暑いときと同じように、床の涼しい面を探して寝ていたり、ソファーの上でエアコンの風にあたっりっぱなしのこともあった。
猫の体感温度
こたつで丸くなる猫は、当然寒さに弱いはずだ。
そもそも、高温の砂漠に暮らしていたから……、と考えたくなるのだが、実は常に暑いと思われる砂漠は、乾燥した砂が放射冷却現象を起こすため、1日の寒暖差がとても激しい。
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日中は40℃以上にもなるが、夜は0℃まで気温が下がることもある。
そして北海道では、過酷な冬にもかかわらず、野良ネコたちが元気に生活していたり、マヌルネコやオオヤマネコたちは標高の高い山の上の寒いところに生息している。
猫は種類によって、寒いところにも順応できる。
しかし、イエネコとして安定した環境になじんだ猫たちは決してそうではない。
今回は、ずーっと暑い日が続いていたところ、急に温度を下げてしまったせいで、自律神経を乱して下痢をしてしまったようだ。
現在は、室温が28℃になるように調整しており、下痢は治まったものの、快適さを求めすぎて、必要以上に温度を下げていたことは、深く反省。m(_ _)m