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いつだって看板商品が1番美味しいとは限らない。最高なマイナーだってあることを忘れちゃいけない(セゾンドセツコ)
買ったことのないスイーツ店で買う時、何を基準に選びますか?
おそらく多くの人が看板商品、人気商品を選ぶことでしょう。
私もよくHPを見てトップに表示されるいかにも看板商品を購入することが多いし、店員さんに「どれが人気ですか?」と聞いてしまいます。
だって、それがお店の味を体現しているはずですから。
しかし、そのスイーツ選びへの姿勢は少し怠惰だったかもしれません。
実は看板商品の隣にあるそれが自分にはがっちり合うものかもしれないのです。
そんな、ある人にはくだらないかもしれないけど私には大切なことに気付かせてくれたスイーツのお話です。
セゾンドセツコ。
ショーケースには、和菓子の四季折々を表現したねりきりを思わせるボンボンチョコが立ち並びます。
おそらく、それが看板商品。
私も幾度となくその美しさに足を止めました。
しかし、実は買ったことは無かったんです。
なんでだろう。
多分、それは私が一番行きやすい近くの百貨店で買えてしまうから。
今年のバレンタインシーズンにも財布を開きかけましたが、「店舗ありますか?」と聞くと、「〇〇に常設で出してますよ」と。
「ああ、そういえばアソコ。気になってたお店だ。でも他に今しか買えないチョコを沢山買うのだから。いつでも買いに行けるのなら今はやめとこ。」
そんな風にズルズルと、買わないできました。
先日、久しぶりに渋谷のヒカリエに行きました。
いつもと違う入口から、アルコール消毒をして検温をして。
平常通りに、とはいきませんが、そうやって色んなことに気をつけながら。
実に一カ月半ぶりのスイーツショッピングです。
ドキドキしながらエスカレーターを降りて広がる、懐かしきヒカリエのスイーツショップたち。
降りて右手にはジョエルロブション、左手には期間限定スイーツ、その奥は…あ、デリーモがあったところにブルトンヌが。
記憶と同じところと違うところのあるスイーツショップたちを眺めながらまずはグルリと一周。
その中に、セゾンドセツコもありました。
2,3歩通り過ぎたところで、何を気になったのか、ふと戻ってショーケースの中をじっと見つめてみます。
そこにあるのは、プリンやゼリーの入っていそうなプラスチック。
しかし、文字では「ショコラ」と書いてあります。
「スプーンで食べるショコラ」と。
チョコレート大好きマンとしては、ビビビと心に電気が走ったような気持ちです。
超・気になる。
苺、黒ごまきなこ、抹茶と3種類あって3秒くらいは悩んだのですが、決められなかったので全部購入。
安直な判断ですが、結果、全て美味しかったので大満足です。
●苺
チーズとストロベリーのガナッシュが好相性の一品。
優しい味わいの苺ムースをギュッと濃密に固めたようなスイーツです。
久しく食べてないので正確か分かりませんが、フルーチェの味を思い出しました。
3層構造で、上2層で苺を楽しんでも良し。
下のチーズガナッシュの層と合わせても違う味わいが楽しめます。
チーズ感は弱めで、ホワイトチョコの甘みが前面に出ている印象。
ホワイトチョコと苺って相性良いですよね。
1番上の層は見た目通り濃いめのしっかりとした苺ソース。
下の淡い2つの層だけだとぼやけそうな味の輪郭をピシッと締めてくれる大事な層です。
●抹茶
香り高い抹茶のガナッシュに抹茶ソースをかさねました。
「傾けない様に注意して下さいね~」と言われていたので持ち運びの際には注意していたのですが。
なんと困ったことに冷蔵庫の中で傾いてしまいました。
なので、ソースの部分はちょっと偏っていますが。
ただそれにしては被害は少ない。
それくらい、かっちりとしたソースだということです。
傾けると、ゆーっくり時間をかけて寄るかな、くらい。
抹茶のガナッシュは濃厚なのに、止まらなくなる美味しさ!
ねっとり濃密な抹茶テリーヌのあの味わいです。
ホワイトチョコがよく感じられ、その甘さにうっとり。
抹茶好きさんで、その苦味がよくきいたテイストが好きな人的には不服かもしれませんが、抹茶スイーツとして非常に好感のもてる一品でした。
●黒ごまきなこ
きなこ味のガナッシュに黒ごまのガナッシュとソースを重ねました。
3種のうち、チョコ好きが最もメロメロになるのは、やはりこれですね。
抹茶とか苺も良いけれど、やはり茶色がときめくチョコの味。
最初に黒ゴマを楽しみます。
黒ゴマスイーツを何度か食べたことのある方は、「あぁ!この味♪黒ゴマだなあ!」と感じることでしょう。
わりと王道に、だからこそ美味しい。
段々と濃厚なチョコガナッシュの味が強くなってきます。
きなこ、というのは説明読んだの食べた後で気がつかなかったのですが、黒ゴマとこんなにも相性が良いのは多分そういうことなのでしょう。
黒ゴマ×きなこ
合わないはずがない。
最後は胡麻の香りがまた舞い戻ってきて、口の中に広がります。
ふぅっと一息はくと、また一層強く胡麻を感じる、幸せなひとときです。
こちらも抹茶同様、非常に濃密なテリーヌの食感。
一口ごとの満足感が半端じゃありません。
3種類とも、大大大満足な品でした。
しかし、検索してもHPで紹介もしてないし、レビューも非常に少ない。
店舗限定なのかもしれませんが、かなりのマイナー商品なのでしょうか。
こんなに美味しいのに勿体ない!
専門店にこんなこと言ったら失礼かもしれませんが、コンビニと提携して出したら、SNSで
「めっちゃ美味しい~!毎日食べちゃう!」
と沢山の高評価がつくこと間違いなしな美味しさですよ。
まだ看板であるボンボンを食べていないので、看板よりも美味しいとは言えないですが。
それでも、ショーケースの脇の方にあるスイーツにも目を向けてみては?と言いたい。
というか自分への自戒。
実はそれが、とても素敵なスイーツとの出会いとなるかもしれないのです。