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約束の「10年後の8月」~あの花10周年を祝って、花のスイーツを振り返る~
8月になった。
2021年8月。
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」という作品は、オタクという人種に限らず、なかなか広く愛されてきた超名作と言っていいだろう。
そのED曲「secret base ~君がくれたもの~」も、どこかで耳にしたことがある人はきっと多い。
歌詞の中に「10年後の8月また出会えるのを信じて」という言葉が出てくる。その10年後の8月というのが、今年、2021年8月なのだ。
厳密に言えば、少し違う。
曲自体がカバーであり、元々は2001年が始まり。
そこから10年。一度は解散したグループが2011年に「10年後の8月」という言葉通り1ヶ月限定で再結成を果たした。
つまり、「10年後の8月」は既に役割を終えたのだ。
そして2011年。終わりは、始まりとして再び秒針を進める。
あの花のEDとして、10年の時を刻んだ。
それは、かの作品のファンにとっては、まぎれもなく「約束の10年」であり、今日は一部で盛り上がりを見せている。
つい最近イラストを描く為の機械を買ったので、まだ使い方が全然分からなくてアタフタと試行錯誤しつつも折角なので1枚描いた。
何年経とうと、観れば何度でも泣ける、色褪せない名作だ。
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さて、”10年前に愛したスイーツ”だとか、noteでも何か、それにちなんだテーマで書きたかったのだけれど、10年前と言えば私は高校生。
その頃はまだ、食べ物の写真を撮るという習慣は無かったし、そもそも記憶すら曖昧だ。
さて...「花」にちなんだ色々を集めてみようかな。
本日は私の「花」スイーツコレクション。
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青山フラワーマーケットティーハウス
花のカフェといったらココ!
花に包まれながら、可愛いお洒落なスイーツや紅茶を楽しめる。
時々、花を貰えたりする。
Bar十誡
ルイス・キャロル
「Queen' Rose〜不思議の国のアリス〜」
まさに花!。
ドリンクを花そのものに見立てるの、凄い発想だなあ。
別メニューも、色々「花」がいっぱい。
帝国ホテル
パークサイドダイナー
~花と音楽~2品で楽しむデザート
まさに机の上に花が咲いたかのようなスイーツ。
このお皿、この為に入手したのだろうか…。
芸術が過ぎる。
パスカル・ル・ガック
花のパフェ、と言えば、これ。
あまりの美しさと美味しさに、どうにかなってしまいそう。
BARNEYS CAFE BY MI CAFETO
上に乗ってるのは、食べられるエディブルフラワーだ。
そうそう、これ、蜂蜜が「りんごの花」のものだそう!
そんな事言ったら、蜂蜜イロイロ出したくなっちゃうね。
蜂蜜は、美味しくて可愛い。
パレドオール
マールショコラ プロヴァンス
”南仏に咲くミルフルールという花のはちみつを使用”とか。
ル・コントワール・ド・マチルド
なんと3㎝もある、長い長い、マシュマロ菓子。
良い感じに包むと、花の贈り物みたいになるそう!
エディブルフラワーもね。
最近は乗ってるの多いね~。
未だに何も言われないと「た、食べていいんだよね!?!?」ってドギマギしてしまうけれど。
和のかし巡
チューリップの形に一目惚れ。
可愛い。美味しい。
ジャパニーズアイス櫻花
店の名前に「花」が付いているから、これも「花コレクション」のひとつと見なして良いだろう。
可愛いお鼻!
茶庭 然花抄院
店の名前に「花」が入るシリーズもう一つ。
和のイメージと花は、凄くしっくりとくる。
そうそう、これもだね。
六花亭
さすが、どれを食べても美味しい、美味し過ぎる。
モンサンクレール
マカロン ルビー フルール
「果実 × 花 × ルビーチョコ」
とても素敵なコンセプト!
藤い屋
「淡雪花」
この名前、儚げで最高だよね。
そして名前にふさわしい食感と味わい。
AUDREY
「グレイシア チョコ」
チョコに包まれた花のブーケ。
こんなのプレゼントされたら、イチコロだ。
だから、私は誰かにイチコロされる前に自分で買った。
ラトリエ ア マ ファソン
「蓮の花の美しさも楊貴妃のそれに及ばず」
ドリンクの名前が良すぎるオブ良すぎ。
ここのは、スイーツの方も、だいぶ花だよなあ。
カフェ・ヴォルール・ドゥ・フルール
「花泥棒は珈琲屋です」ってなんだろう。
雅叙園 栞杏1928
花宴
タイトルだけでなく、形や柄も花を表現したものが多い。
「日本の美」と「花」は大きく繋がっている。
勝手に花を楽しんだシリーズ。
机に置いてある花、水に移して見ると綺麗、かもしれない。
コーヒーに電気がうまい具合に映ると、黒い面に花が咲く。
机に花が添えてあったら、スイーツと一緒に撮ろうね。
きっと可愛い。
花!!!
ごめん、スイーツじゃないね。
でも六本木は美味しいものがたくさんあるよ。
こういう展示も萌ゆる。
花は、とても良い。
見て楽しんで、食べて楽しんで。
アニメに限らず。
スイーツに限らず。
誰しも、花にまつわる何らかの思い出を心に持っていると思う。
「全く無いよ」と言うのなら、勿論それは個人の自由なのだけれども、それは少し寂しいかな。
でも、花がいつもいつでも心の良い席取りをしているかといえば、そういうことも無いだろう。
すぐ側に綺麗な花が咲いていようと、気が付けない時もあるし。
気が付いて、無性に腹が立つこともある。
「綺麗だな」と思っても、わざわざそれが何という名前のどんな花なのかを知ろうという人はあまりいないだろう。
花って、そんなものなのだ。
そんなものだからこそ、忽然と自分の中から全く消えてしまったりしたら、それはきっと、凄く悲しい。
何かに躓いて自分を見失いそうになった時、ちょこっと花のことを考えてみると良いかもしれない。花そのものに解決の力があるわけでは無いけれど、案外その近くに、見えていなかった自分の欠片が落ちていたりするものだから。