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あしかが・まんばちゃんフィーバー2022 【あしかが観察日記 #9】
第一次まんばちゃんフィーバーから5年後、足利市は山姥切国広の再展示を行った。それに伴って巻き起こったのが第二次まんばちゃんフィーバーである。
このときは、リリース前ではあるが、発売が発表されていた無双シリーズと刀剣乱舞がコラボした『刀剣乱舞無双』とのコラボである。
メインの展示は足利市政100周年記念事業特別展と銘打たれた「戦国武将 足利長尾の武と美-その命脈は永遠に-」だ。キャッチコピーは「國廣再臨」である。
コロナ禍ということもあって2017年ほどの人の多さではなかったように感じたが、まちなかでは普段と比べて結構な数の人を見かけることができた。やっぱりまんばちゃん効果はすごい。
戦国武将 足利長尾の武と美-その命脈は永遠に-
足利市政100周年記念事業特別展ということで、より足利の地に根付いた、足利市だからこその展示品の数々が置かれていたそう。
山姥切国広は勿論、美術品や足利学校関連史料など、戦国時代の120年以上にわたり足利の地を治めた足利長尾が育んできた独自の美意識や価値観にフォーカスした展示構成とのこと。
残念ながらこの展示は観に行けず、「武と美」ののぼりが並ぶ美術館前を素通りすることになった。
展示については足利市公式サイト等でちょっと覗けます。
やっぱり体力消耗スタンプラリー
展示が見れないということで、これがメインイベントである。
デジタルスタンプラリーとなっており、音声ガイドも合わせてスマホが必須のイベントになっていた。
スタンプポイントはまちなか施設と相変わらずの長林寺、そしてなぜか美人弁天が増えていた。遠い。
レンタサイクルを最初から推奨しているあたり、徒歩ではキツいという認識がちゃんとありそうである。
現地には『刀剣乱舞無双』の男士たちのパネルとスタンプ用のQRコードが置いてあった。
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進化したコラボメニュー
足利市が総力をあげて臨んでいるだけあって、まちなかの店々が各々コラボ企画を行っていた。しかし前回と同様統一企画とかはないので、それぞれの店の采配に任されている状況であった。
足利学校まで行って小腹が空いたので、近くのカフェにお邪魔した。可愛らしい&ユニークな装飾で店内が溢れている、学生御用達のカフェである。
何を頼もうかとショーケースを見て衝撃を受けたのはコラボメニューの数々。普段はクロッフルやパンダのベビーカステラなどを売っているらしいのだが‥。
気になったコラボメニューの1つ目は刀剣チョコカステラである。
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ハート型のチョコカステラが串に刺してある‥という状態で刀剣を名乗る心の強さ。隣にあるのはプチ刀剣チョコカステラとちおとめ。栃木要素が追加されたミニ版である。
2つ目は武っと美(ぶっとび)ロングポテト。
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まさかの「武と美」展にかけたネーミングセンスに脱帽である。
名前通り結構ぶっとんだ長さのポテトが出てきた。カップには申し訳程度に「武と美」のシールが貼ってあった(ちなみにショートケーキ缶とプチ刀剣チョコカステラには「國廣再臨」シールが貼られていた)。
細めとはいえホクホクタイプのポテトで、ケチャップとの相性が◎。
3つ目はくまたい焼き‥もとい“く”にひろ“ま”んばちゃんたい焼きである。
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天才か?
その発想は無かった。おそらく通常商品であったであろうくまたい焼きをローコストでコラボ商品へと変身させた見事な手腕だ。ポッキー二刀流のセンスが光る。
生クリームたっぷりでとても美味しい。ポテトと交互に食べると悪魔のコンボだった。
鑁阿寺でお参りして、織姫神社にもついでに寄ったあと(ついでで昇る階段ではない)、やっぱりいつもの喫茶店へ向かった。
前回は國廣降臨カフェラテだったので今回は再臨カフェラテかと思いきや、なんと山姥切国広チョコビスケーキである。
推し(まんばちゃん)と推し(チョコビスケーキ)の夢の共演。これを逃す手はない。
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一緒に注文したのはチーズたらこトースト。そして誘惑に耐えきれず隣のポスターのいちごジュースを頼んでしまった。
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変わらず美味しいチョコビスケーキに、山姥切国広要素担当のオレンジピールの砂糖漬けがクリームと共にそっと添えられていた。奇しくもオレンジがまんばちゃんカラーでなかなかハイセンスなコラボメニューではなかろうか。
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忘れちゃいけないフラワーパーク
あのフラワーパークもコラボに参加しているとのことで、JR足利駅から電車に揺られてあしかがフラワーパーク駅へ。
園内は時期的にパラパラと花が咲いている程度で、イルミネーションも終了した後だった。落ち着いた雰囲気のフラワーパークはなんだか新鮮である。
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特別コラボの花壇と花手水があるらしいと聞いて行ったものの、たぶん、これ‥?みたいな簡素な置き方をしていた。もっとアピールしてくれていいのよ。
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春先でチューリップが見事に咲き誇っているエリアがあり、そこで必死にもちの写真を撮る審神者たちが見られた。派手に咲いていたのはここくらいだったので仕方ないっちゃ仕方ない。
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ビビったのは園内のフード屋台のポスター。刀剣ソフトは予想の範囲内であったが、刀剣美璃刀守(チュリトス)はさすがに斜め上。実物が見たかった‥。
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2025年は伯仲燦然!
足利市がクラウドファンディングで山姥切国広を取得して約1年。予定されていた展示の詳細についてついに発表があった。
なんと「本作長義」を迎えての展示で、徳川美術館との合同企画だそう。
今回の観覧は抽選で、2024年12月5日12:00~20日17:00の期間に申し込む必要がある模様。
審神者的には勿論、歴史的にも貴重な展示になりそうなこの展示、ひとつだけ心配がある。足利市のキャパが足りるか否か、という点だ。
と言うのも足利、宿泊施設がマジで少ないのである。
宿泊サイトで調べると足利市内にある宿泊施設は10件ほど。無理矢理太田だの佐野だのまで入れて40件程度しかない。日光まで行くと120件程度に数が跳ね上がるので、遠征される方は最悪日光に泊まってもいいかもしれない。温泉だ!
関東圏の方は日帰りが可能なので、東京あたりのホテルでもありかも。
その辺どうなるかまだまだわかりませんが、恐らく今回も足利市民は命がけでイベントを開催すると思うのでぜひ見に来てください。たかうじくんもきっと喜びます。