私の大好きな宇宙兄弟の話[ネタバレ無し]

宇宙兄弟を知っていますか？

みなさん、宇宙兄弟って知ってますか？小山宙哉先生がモーニングにて連載中の漫画です。10年以上前の話にはなりますが、アニメ化もされています。私の周りには、知っているけれどなんとなく見ていない人が多く、なかなか面白さを共有できる人がいないので、宇宙兄弟が大好きな人と、お話してみたい！と言う思いでこの記事を書いています。

　私が幼い頃に、放送していたアニメを2023年の私が見るに至った理由から、主人公・ムッタの魅力、おまけで、参加したイベントの感想までお話したいと思います。

　まずは、宇宙兄弟を知らない方のためにあらすじから。

弟・ヒビトは宇宙飛行士となり、月面滞在ミッションに見事選ばれる。一方、兄・ムッタは会社をクビになり、無職。宇宙飛行士になるという夢も諦めかけていた。
弟に遥か先を行かれ、職探しをするムッタは、「俺は今まで・・・何がやりたかったんだろうか・・・」と思い悩む。
そんな状態の兄を手引きしたのは、ヒビトだった。
ムッタ自身も知らぬ間に、JAXAの宇宙飛行士選抜試験の書類審査を通過する。そしてムッタは、諦めかけていた宇宙飛行士への道を歩みだす。

https://koyama-official.sakura.ne.jp/about/story/

　私が宇宙兄弟を知ったのは、インスタでフォローしていた、アニメの情報発信をなさっている方の投稿を見たのがきっかけでした。その方は、自分も夢を叶えたくなるアニメ、とおっしゃっていました。当時の私は、前回の投稿でも触れましたが、人生の暗黒期にいたので笑　夢、とか青春、などというワードを受け付けず、存在を認識したものの、見るには至りませんでした。
　では、なぜ私がどハマりしたのか、それは、母の影響でした。
ある日、母が、友人から宇宙兄弟を勧められ、一緒に見よう、と誘ってくれました。あなたが見なくても、私は見る、と言う言葉も添えて。
　主人公のムッタ自身は、あらすじの通り、無職になり、順風満帆な人生を送っているわけではありません。幼い頃から、なんとなく、ヒビトと自分を比べ、俺の人生なんて…と思っていた人です。
　それでも、はじめのうちは、後ろ向きながらも、夢を追いかけるムッタが私には十分すぎるほど眩しくて、自分から見ようとは思っていませんでした。

主人公・ムッタの魅力

　しかし、お話が進むにつれて、”ムッタ”と言う人に、どんどん惹かれていきました。自分なんて、と考えてしまいがちだけれど、他人に対しては、底なしの、いつも変わらない優しさを持っていて。周りの仲間と比べて、ぱっと見、特別優秀と言うわけではないけれど、たくさんの人から応援してもらえるまっすぐな気持ちを持っていて。
　そんな風に聞くと、人望のある、特別な人のように聞こえるかもしれません。ですが、そんなことは全くなくて、極”普通”の人なのです。もちろん、主人公ですから、ムッタってすごい！と思う場面はたくさんあります。でもそれが全く嫌味じゃないというか、いい意味で特別じゃないというか、素直に応援できる人柄なのです。（私が捻くれてるだけかしら？）これこそ、ムッタの一番の魅力だと、私は思っています。
　連載中の物語も最終章に突入中。上手く行った時も、ピンチの時も、ムッタの思いや決断はどこまで行ってもムッタらしさに溢れています。その”ムッタらしさ”はぜひ、ご自身の目で、確かめてみてください。私も、最後まで、その姿を陰ながら見届けたいと思います。

おまけ　私が参加した宇宙兄弟のイベント

2023/10/15 開催 連載15周年記念　渡辺俊幸✖️宇宙兄弟オーケストラコンサート2023

宇宙兄弟の劇伴をアニメの映像とともに、生のオーケストラの演奏で聴ける貴重な機会となりました。
宇宙兄弟の劇伴といえばやっぱりこの曲。宇宙兄弟のテーマ！もしっかり聞けましたよ！ぱぱーんぱぱーんぱぱーんから始まるこの曲を聞くと、ムッタをはじめとする、どんな困難にも向き合い、夢を追いかけ続けるキャラクターたちの姿が浮かび上がります。自分も励まされる一曲です。

2024/8/24.25 開催 まさかまさかのサイン本をいただけることに…宇宙兄弟ペットボトルロケット大会＆夏祭り

アニメが放送された後、小山先生オリジナル脚本で公開された映画　宇宙兄弟＃０　で、幼き日のムッタとヒビトがペットボトルロケット大会に参加していました。映画の内容ともリンクしたこのイベントに一家で参加してきました。
とても難しく考えていた、ペットボトルロケット大会ですが、キットのおかげで、そういったことに全く無縁だった私も上手く飛ばすことができました。ロケットを飛ばす際、３・２・１・リフトオフ！の掛け声で飛ばすのですが、その掛け声に地味にテンションが上がってしまいました。笑　そしてなんと、ロケットが月面ゾーンに着陸！小山先生のサイン本をいただけることになりました！感激！後日郵送とのことで、届くのがとっても楽しみです。
それだけでなく、実際にJAXAでロケットを開発されている方とお話することができました。その方も2022年の選抜試験に参加されていた、とのことで、どこかおとぎ話のように感じていた、宇宙で働く、と言うことが現実味を帯びて感じられた出来事でした。
筑波宇宙センターで10月26日に特別公開があると言うことも教えていただき、家族と行く約束をしました。私は、宇宙兄弟ファンで、宇宙に詳しいわけではないのですが、宇宙開発に携わる方々のお仕事ぶりを肌で感じたいと思います。