ケアンズで前世療法に出会う その4
前回に引き続き私がケアンズで受けた前世療法のお話を書きます。
1つ目の過去生を終えて、ケイトミキさん がその人生を言葉にまとめて振り返ってくれます。
「人を信じようとしなかった、関わろうとしなかった人生。そこを外してもいいですか?」
と言われ私も同意し外してもらいます。
「これからは過去・現在・未来ともちさとさんが人を信じていけることを
自分で許してもいいですか?」
言葉は合ってないかもしれませんがこんな感じで聞かれ同意しました。これはシータヒーリングなんだそうです。ひと言ひと言が深く心に響きました。アロマも使いながらヒーリングしてもらい、落ち着いたところで、次に行きます。
「では数を3つ数えるとまた別の過去に戻ります。」
おおっ!また違う過去を見られるの?見れるのかしら・・と少し思った瞬間。3つ数える前になんと私は既にネイティブアメリカンの女性でテントの集落の前に立っているのが見えました。
あれ?まだなのに?と思って錯覚かと思ってましたが3つ数えてもずっとそこにいるのでこれだ!と納得。テントが見えると言うと
「では中に入って家族が集まっている場面へいきましょう。」
と言われ進みます。
すると、ここでは大家族。テントにぎゅうぎゅうに祖父母、両親、私、妹、弟がいました。
なんとおじいちゃんが、私の大好きだった今は亡き父方のおじいちゃん!ここはもう泣きませんでしたがとっても嬉しかったです。また会えた!と言う感じ。優しい母が今の夫。そして良い子の妹が母でした。
ややこしい・・・、でもわかるのが不思議。
では次の場面にと言われ、どうなるのか自分でもわくわくしながら進むと暗い中、大きな河の前に1人で立っている所でした。それを伝えると、何をしているんですか?と聞かれ
「待っています。」となぜか即答。このシステム説明できない・・・。自分が一番「え、誰を?何を?」と思っています。待っているものが来た所に進んでくださいと言われ、肩をポンと叩かれると
「馬に乗った白人男性が来ました。」とまた即答。えーーーーーー誰?誰?
「仲が良いみたいです。隠れて会っています。部族では禁じられています。」これまた新しいストーリー・・・。言ってるのは私なのですが、そんな話初耳。
では次の場面に進んでくださいと進みます。すると私は西洋風の一軒家にきちんと洋服を着て住んでいます。8歳の息子がいますが、夫はそこには見えません。そしてこのおとなしい息子が長男でした。
私はひたすら悲しそうで寂しそう。理由をケイトミキさんから聞かれると「家族に会いたいけど、帰れない。」とずっと家の方向を見て悲しそうにしています。「部族の掟で部族を出たものは帰れない。」とのこと。
次の場面へと進むと今度は40歳で部族に息子を連れて帰って来たところです。おおー帰って来た!と心で思っていると、なんと「帰ってきましたが、家族は掟を破った私を受け入れてくれません。」と言う私。悲しい展開。
その後に進むと部族から少し離れた場所に息子と2人で住んでいました。そこでどう思っていますか?と聞かれるとまた即答。
「家族が受け入れてくれなかったのは悲しいですが、どうしようもないと後悔したり悲しんだりしています。」息子は結婚してもいい歳なのに、私の事が心配でずっと一緒にいてくれたようです。
そして次へ進むと私が死ぬ場面。なんと部族のテントに寝ています。周りには息子、妹、弟、そしてシャーマン。祈祷師なのでしょうか。顔にたくさん色を塗っています。私も塗られていました。びっくり。
シャーマンはみんなで祈りを捧げようと家族と共に祈ってくれています。死ぬ瞬間も私はずっと帰ってこれて嬉しい!本当にありがとう!と思い続けていました。
後から気づいたのですが、このシャーマンも知ってる方でした。オーストラリアの友人の従姉妹でもあり、マヤ暦の師匠である祐子さんです。この1年前に友人結婚式で会って以来、話を聞いてもらったりいろいろとお世話になっている方でした(当時はマヤ暦など知る由もなかったのです)。
そして死んで身体から離れ、その時にまた聞かれます。
「この人生で思ったことはなんでしたか?」
「どうせダメだと思わないで、人に相談したりして家族と和解したかった。諦めずにいればもっと一緒にいられたのに。」もう、ここで大号泣です。
あーこれだ!これが今の私がひきずっていることだと確信。どうせ言ってもわかってもらえないと話す努力もしてないことがたくさん。
分かち合いたい時、受け入れてもらいたい時はきちんと自分の気持ちを相手に話したりアドバイスを聞いたりしないとまた同じ後悔をするはめに。
実家にめちゃめちゃ帰りたがるのもここの人生の影響かも。今の家族は絶対受け入れてくれるはずなのに、ずっと離れていると受け入れてくれなくなると勝手に思っていたんでしょうね・・・。
そして上にいるとまた光の塊が来ました。今度は1人。やっぱり羽がついている気がします。上にあがっていると、先ほどと同じ暖かく心地よい場所。
そこでまた人生を振り返り、ケイトミキさん にいろいろと問題点を手放すお手伝いをしてもらいます。
最後に今度は今の私が赤ちゃんだった頃へ。お母さんのお腹に戻りました!
もう少しお付き合い下さいませ。
※私の別ブログ(ケイログ )から加筆・編集しています。