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心にひっかかっているものを見つけに

大日如来像を購入した話を以前書きましたが、これには私の流産してしまった3人の子どもたちの供養も入っていました。2013年のこの時点ではまだ長女は生まれておらず、長男と次男と夫の4人暮らしでした。

実際に生まれていないのできちんとお別れした感がなく、一度日本で手術した時は集合火葬にサインしたので認識が違いましたが、他はオーストラリアだったこともあり実感なし。

ひどく悲しかったのもあり思い出さないようにしていました。そんな中、モヤモヤすることが多く助けを求めていた私はエネルギーワークショップへ参加しました。

シドニーでリトリーバルと言う迷える魂救済エネルギーワークや素敵なソイキャンドルを作られているみほさんの五感から第六感に感覚を広げるワークショップ。

優しくて愛あふれるみほさんのことは以前から大好きなので、とても楽しみでした。不思議なことに、特に今問題ないのにこのワークショップでは泣いてしまいそうな気がしてアイメイクを控えて参加。これが大正解でした。

みほさんによる誘導瞑想。しばらく瞑想の時間が取れてなかったのでとても気持ちの良い時間でした。続けてホロシンクを聞きながら目を閉じて、みほさんの言葉に誘導してもらいます。ホロシンクの雨音のような音は何だか身体が揺れて来てびっくり。止められません。

「ラジオを聞いているところをイメージして下さい」

と、言われ浮かんだのは今の家のリビングルームで窓からの光を浴びながらリラックスしてテレビのデジタルラジオを聞いていました。最初は言語がわからない他国のニュース、変えてクラシック、また変えてジャズへ。そこでみほさんの声がしました。

「そこには誰かいますか?あなた1人ですか?」

え、私1人のはず・・と見渡すとリビングルームの端にうずくまる子供がいます。小さな男の子、顔は見せてくれません。悲しそうにうずくまってます。今いる2人の子供ではないことはわかりました。

目を開けて、瞑想で見たものを8人の方達とシェアしているときも震えが止まりませんでした。あれは誰だろう。

自分の番の時にその話をしようとしたら流産で亡くした最初の子供かも知れないと口をついて出てきて自分でもびっくり。そして涙が止まらなくなりました。

自分の中ではもう大丈夫だと思っていたのに、もう気持ちは整理できて前に進んでいると思っていたのに、実はまだそこで止まっていたんだ。悲しい時はその時に無理に止めず、泣いた方が良かった。

私は無理矢理、もう2人の子にも恵まれたし大丈夫だと悲しみにふたをしたままで、最近思い出しもしてなかったなと気付きました。

泣いてばかりの時間でしたが、グループセッションとはよくできたもので私が確認したいこと、必要なことをその場に参加された方が聞いてくれました。ありがたい。

何かが見える、感じると言うことよりもどれだけ心を柔軟にできるかが大切。他の方のお話も本当に勉強になりました。感謝ばかりです。

帰って気になったのでもう一度瞑想。同じシチュエーションでうずくまる男の子に「ねえ」と話しかけて見ました。

するとすっと立って笑ってくれました。今の長男よりも背が高い。最初に流産した時の子のようです。

「思い出してくれてありがとう。」

と言って消えました。こちらこそ忘れようとして本当にごめんね。無理矢理忘れることは解決じゃないと気づいた貴重な時間でした。

もう無理矢理忘れようとすることはないでしょう。流産の件は現在の3人の子どもたちにも本当はお兄さんがいたんだよと話しています。

状況や私の体調がベストではなかったので生まれてこれなかったようですが、そのおかげでお腹の子どもたちをもっと愛しく思えたり大事にすることを学べたと思います。

次回はレイキティーチャーでもあるゆかりさんにエジプシャンタロットを受けた不思議な話を。

※私の別スピリチュアルブログ(オーストラリアで気づいたこと、好きな事 )から加筆・編集しています。

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