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カスッテラ
先日、お友達が教えてくれた。
「黒船で売ってる、大きなザラメがまぶしてある
「ザラッテラ」っていうカステラがすっごく美味しいらしいよ!」
・・・なぬ?
それは聞き捨てならぬ。
しかも、たまたまムスメが週末に、そのザラッテラ店(略すな)の近くに用事があって出かけるというではないか。
これぞ天の思し召し。
なんでも自分に都合のいいことにする。
おぼしめしめし。
ムスメの都合など聞きもせずに、ザラッテラを
購入して持ち帰ることを厳命。
依頼とかじゃなくて、ほとんど指令。
「あなたも食べたいでしょ?しょ?しょ?」
とムスメの心をくすぐる戦法で、さらにサイトのザラッテラ写真まで送りつけて、決して間違ったものを買ってこないように、万全を期す。
さらに、ザラッテラの説明文まで添付する念の入れよう。
光り輝く宝石のような黒船ブリュレカステラ「ザラッテラ」。
特性の焦がしキャラメルソースに大粒のざらめをトッピング。
ざくっ、じゅわっ、ほわん。新しい食感とひろがる香り。
ほーら、読んだだけでなにやら唾液腺が刺激されるでしょー!
梅干だけに好反応するんじゃなかったのかワタシの唾液腺。和も洋もイケる。
ちなみにこちらがザラッテラ先生。
![](https://assets.st-note.com/img/1676206569946-tc6Cc6nZ6O.jpg?width=1200)
よくわかなんないけど、敬意を示して先生をつけてみた。
こちらがチョコ先生。
![](https://assets.st-note.com/img/1676205270200-vycSopjk8N.jpg?width=1200)
何の比較や。
そして晴れてムスメがミッションをクリアして
ザラッテラ先生をお連れして帰宅。
夕食のあとに、めずらしくそろっていた家族で
実食!となった。
「それなに?」
と興味深げに聞いてきたオットに、
「おっきなザラメがたくさんついてるカステラで、ザラッテラっていうんだって!」
「へぇ」
「あ、もうちょっと感動しなさいよ!」
「だってカステラにはザラメついてるじゃん」
「だ~か~ら~!おっきいのがたくさんついてるの!!」←小学生か
「へ~そうなんだ!どれどれ・・・」
「ね!すごいでしょ!ネーミングもいいよね、
ザラッテラ」
「ザラメのついたカステラだからザラッテラか」
「そうそう!!カスッテラとザラメをかけて・・・ん?いまアタシなんて言った?」
「カスッテラ」
・・・・・。
「いや、えっと、ほら、日本にカステラが伝わったときに、そう呼ばれていたんじゃない?!」
「それ、カスッテラ、じゃなくて、カステイラ」
・・・・。
わ、わ、わかってるもん!(。-`ω-)
あまりにムダにザラッテラを連呼したために、
ザラッテラに引っ張られてカスッテラになってしまった・・・。くぅぅ。
知ってるもん、カステイラ、知ってるもん!!と言えば言うだけ嘘くさく響く・・・。
ひどい。ザラッテラのせいだわ!!(ちがう)
まぁそんなカスッテラなザラッテラは、大変おいしゅうございました。
期間限定発売のようなので、お近くの方はぜひ。
お店でカスッテラください、って言い間違えないように気を付けてね!
(そんなやつおらん)
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