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#127 活版印刷(お気に入りを500数える)
40年以上前、和文タイピストをしていた時期があります。文字や記号が彫られている小さなブロックが好きでした。
ただ和文タイプは扱いが難しいうえに盤面が重く交換が大変で、間違えたときの修正はなお大変でした(和紙をモミモミして綺麗にならし真上に正しい文字を打刻します)。
昭和58年ごろ、ワープロの出現で世の中はガラリと変わりました。
それからしばらく思い出すこともなかったのですが、小説『活版印刷三日月堂』シリーズで活字のあたたかさを思い出しました。
活版印刷ってご存知ですか?
文字の飛び出ているところにインクを乗せて紙に写す印刷です。版画みたいな感じですね。
昨日、この小説がきっかけで活版印刷ワークショップを受けてきました。
ものすごく楽しくて、しかも活版印刷の良さがしみじみ感じられました。
これが活字です。
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活版印刷で作られたハガキをお土産にいただきました。
この文字が少し凹むのが存在を知らしめているようで愛しいです。
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小さな漢字も美しい。
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今はほとんどの印刷物はデジタル印刷ですが、活版印刷の味わい深い質感を好む方々によって、名刺やカードなどに使われているようです。
どうぞこれから先も残っていきますように。
(活字を作る職人さんが減っていることを憂いつつ祈ります)
素敵なワークショップの講師を務められたまんまる○さんはこちらから
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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