見出し画像

ワクワクしっぱなし『ほしおさなえの世界をめぐるスタンプラリー』

11月の三連休初日、川越のイベントに参加しました。
川越を舞台にした『活版印刷三日月堂』シリーズや『菓子屋横丁月光荘』シリーズの作者、ほしおさなえさんのイベント、その名も
『ほしおさなえの世界をめぐるスタンプラリー』。
欲張って3つとも参加しました。

①スタンプラリー

川越市内の7つの場所をめぐります。スタンプは上に載せたチラシか、「コエドノコトpaper45」の台紙どちらに集めてもOK。
ときどき強い雨が降りましたが、運良く建物の中にいるときばかりでほとんど傘をささずにすみました。

まず松本醤油商店から始めて、りそなコエドテラス→川越スカラ座→旭舎文庫→弁天長屋と回り、文星舎で6つ目のスタンプを捺してノベルティと引き換え。
(中央図書館だけは離れているのでパス)

スタンプは3つ以上集めればよかったのですが、つい捺したくなるものですね。

捺し方が雑💦

ノベルティは『ほしおさなえ・限定ミニ冊子』と『オリジナルしおり』をいただきました。
シリーズの登場人物の相関図もあり、ファンにはたまりません。

しおりの裏には小説の一部が

文星舎には、『活版印刷三日月堂』のジオラマもあり、こちらもワクワクしながら拝見しました。

②活版印刷ワークショップ

場所はノベルティ受け渡し場所の文星舎。
10:30, 15:00の回は早々に満席となっていて、私は13:00の回を申し込み。
講師はまんまる○のお二人。デザイナーの若林さんと活版印刷担当の村さんは、とても素敵な講師でした。

参加者は全員ほしおさなえさんの『活版印刷三日月堂』は読んでいて、活版印刷についてのお話を聞くのも熱が入ります。
制作物はブックカバーへ刻印する文字拾い・印刷と、しおりの印刷。

ブックカバーへ刻印する文字はアルファベットかひらがな・カタカナで10文字以内。印刷は日本製のテキン(手動式の印刷機)で行います。

たくさんの活字の中から使うものを拾って

いろは順

文選箱に入れていきます。

この後は村さんに組んでいただきます。

あとはローラーにインキを塗りつけて、ガシャーンと印刷。
左側のレバーを片手で押し下げます(私は両手でやりました)。

みなさん、おしゃれな言葉を考えていらっしゃいましたが、私は自分の名前をひらがなで刻印しました。
まず最初に白と黒のカードに1回ずつ試し刷り。

他の方の作品をパチリ

特殊紙で出来たブックカバーのデザインは3種類。どれも宮沢賢治作品をモチーフにしたとても素敵なもので、迷いましたがこちらにしました。

きれいに名前を刻印できて、通勤のときの読書がより楽しくなりそうです。


しおりは活字と凸版の組み合わせで、シリーズのロゴを3パターンとも作成。
こちらは英国製の機械だそうです。両手で押すもの。

インキを足しているところ

俳句部分は楷書体の活字で、ロゴと作品名は凸版と教えてもらいました。

インキをローラーでグリグリするのが上手くいき、なかなかの仕上がりに。刷ったら乾かします。

大変お得な体験でした。また是非やりたいです。

③ほしおさなえ氏講演会[食事付き]

このイベントの説明に「ほしおさなえ先生を囲んでお話しを伺う小江戸の夕べ。埼玉食材を使ったディナー付」と書いてあり心惹かれたので、思い切って予約しました。

時間が空いたので一度家に帰りバスで向かったところ、雨が強くて大渋滞。余裕を持って到着できるはずが講演会に8分も遅刻してしまいました。しゅん

講演会のお写真は、この企画主催の學のまち kawagoe実行委員会のInstagramでご紹介されています。

食事の時間にはご本人とお話しすることができてとても嬉しかったです。本当は遠慮していたのですが、ファンの方々に背中を押され。みなさん、ほしお先生大好きな方ばかりでした。
活版印刷ワークショップでご一緒した方がいらして、それもホッとしました(人見知りに見られない人見知り)。

お食事もどれも美味しかったです。和紅茶も美味しくて3杯もお代わりしました。

そしてそして、今日もらったばかりのノベルティの冊子にサインもしていただきました。

一度はお名前だけを書いていただいたのですが、ファンの方々のアドバイスでニックネームの宛先と日付も入れてもらいました。

このノベルティの冊子には川越3シリーズ19冊が載っていたのですが、なんと私は7冊も見逃していたことが発覚。がーん。
ほしお先生、どんどん出版されるのですもの(言い訳)。

ここ数年、あまり小説を読んでいなかったので、これをきっかけにまた読むことにします。

名前入りのブックカバーも使って。


いいなと思ったら応援しよう!

ちょっちょ
最後までお読みいただきありがとうございます。