見出し画像

秋の日光: 撮影ポイント案内

栃木県の日光の紅葉は、今頃から来月上旬が見頃と予想されます。

日光へは、東京から約2時間半くらいで、東京駅からバスも出てますが4時間ほどかかります。日光の最寄り駅は東武日光駅となります。

駅からの交通機関はバスとなりますが、さすが観光地だけあってバス路線が充実しております。本数も多いので奥日光方面まで自由に移動できます。

もし、1泊以上中禅寺湖周辺の宿で泊まる時の注意として、なんと、中禅寺湖周辺には宿泊宿は多いのにコンビニがありません。それで、お菓子などを購入する場所がありません。具体的には各ホテル内の売店がありますが値段が高く品揃えもありませんので、東武日光駅に着いた時点で購入しておきましょう。

さて、日光の紅葉狩りスポットは大きく、3つに別れます。

❶東武日光駅から歩いて行ける範囲 : 日光東照宮など
❷中禅寺湖周辺 : 華厳の瀧など
❸奥日光 : 戦場ヶ原など

上記3箇所はそれなりに距離が離れてますのでバスで移動となります。

一般的に言われている紅葉の見頃は、10月後半から11月中旬頃となります。
私の場合、今頃(10月12日)にも行きましたが、綺麗な紅葉を見ることができました。

❶日光東照宮など駅から徒歩で行ける範囲

このエリアは、もちろんバスでも移動できますが、撮影が目的の私の場合、なるべく徒歩で移動しました。徒歩の方が思わぬ発見もあります。

上の地図は、右側の日光駅と東照宮などがあるエリアとの位置関係を示してます。駅からバス亭7つほどの距離があります。

この写真は10月12日に撮影しました。東照宮前の写真で、右側の紅葉の葉がまだ青いです。故に、このエリアの紅葉を楽しむなら11月に入った方が良いと思います。
しかし、地図の❷と❸の地域は紅葉をはじめてます。
というのも、東照宮の標高は675m ですが、いろは坂を登った先の❷の中禅寺湖の標高は、1272mあり、その標高差は約600mあります。
その為、❷❸では紅葉を見ることができます。

例えば❷のエリアの重要な撮影ポイントである竜頭の瀧は美しい紅葉をみせています。

❷エリア: 竜頭の瀧

この撮影ポイントに到着するには少々注意が必要です。
ここに茶屋があって、その周囲は人でごった返してます。その茶屋に竜頭の瀧を見るための通路があります。いかにも茶屋に入って行くように感じるので初心者の方は敬遠しがちになりますが、茶屋を通り抜けて展望の場所に到達できます。もちろん無料です。

この建物が茶屋

この建物の右手から回り込むと入口になります。

ここをくぐって奧に進みましょう。

さて、この竜頭の瀧を見ただけで満足してはいけません。
この川の上流に素晴らしい絶景が広がっています。
この瀧から直線距離にして約130mほど上流に竜頭橋があります。

その橋からの絶景が以下です。

そしてこの橋の反対側、つまり上流方面に向くと、この川の支流があります。

さらに中禅寺湖にはもう一つ有名な瀧があります。

❷華厳の瀧

華厳の瀧は、中禅寺湖から流れ出る水による瀧で落差97mもある大瀑布です。

竜頭の瀧からは約6キロほどあり、ゆっくりと中禅寺湖畔を散策しつつ歩いて行くと1時間以上かかります。急ぐ方はバスがよいです。

華厳の瀧を見るには、まず、エレベーターに乗る必要があります。その金額が600円。これは往復の価格です。

エレベーターから降り長いトンネルを抜けた先に瀧が見えてきます。

この時はガスがかかっていました。
後日、10月28日に展望台も含めて撮影したのが以下の写真です。

そして瀧のみの全体像が以下

❷半月山展望台

紅葉の時期は、中禅寺湖とその周囲が紅葉で美しい。
中禅寺湖周辺には遊歩道もあるので散策すると美しい出会いがあります。

しかし、この中禅寺湖全体を望めるのが半月山展望台です。
この展望台へ行くバスは期間限定です。
2024年度は、​10/1~11/10の間だけなので注意が必要。
さて、バスは展望台まで来てくれるわけでは無く、下の駐車場までです。
そして、ここからが少しキツイ登山となります。結構山歩きの好きな私でも少し疲れました。

展望台に行く途中から駐車場を望む

駐車場の標高が、1597m。展望台の標高が1727m。その標高差が130m あります。
しかし、汗をかきつつ登るだけの価値ある眺望がまっています。

❸奥日光・戦場ヶ原・湯の湖

さて中禅寺湖からさらに奧に入った❸のエリアを奥日光と呼びます。
ここには広大な湿地帯である戦場ヶ原があり幾つかのハイキングコースもあります。
先に説明した竜頭の瀧から歩いても入れるので、瀧を見た後にハイキングコースに入る方法もあります。バスで入る場合「赤沼」停車場で下車してすぐにハイキングコースに入れます。

幾つかのハイキングコースがありますが、一番オーソドックスなのが以下の戦場ヶ原の中央を通過するコースで湯の湖まで行き、そこからバスで中禅寺湖入口の華厳の瀧に戻るのが良いと思います。。

このコースは、グーグルマップによると約1時間くらいのですが、私などは撮影しながらだから2時間以上かけてゆっくりと散策しました。

そこでは以下の様な光景を見ることが出来きます。

この様に湿地帯の中に小川が流れ、小さな瀧もあったりとかなり変化にとんだハイキングコースです。
そして最後に辿り着くのが、湯滝です。

そしてこの湯滝の上に湯の湖(ゆのこ)があります。

湯の湖を半周した眺望がこちら。

男体山を望む

そしてここは温泉町でもあります。

上の案内図の「現在地」と表記してある所のバス亭。

1時間に2本ほどだが、いろは坂を降って日光駅まで行ってくれるのはありがたいです。

私が撮影に行ったのは2回で内1回は1泊しました。
一般的に10月後半から11月初めごろとなっいますが、竜頭の滝に関しては10月12日前後の紅葉が美しく、10月28日には終わっていました。場所によって紅葉の最盛期が異なるので注意したいです。また年によっても違いがあるのでしょう。
それと標高の低い東照宮近辺で紅葉が最盛期の時は、上記の❷❸は最盛期が終わっていると見て下さい。

撮影に行かれる場合、気温の変化の激しい場所なので雨具やフリースなどの保温の利く衣類も準備すべきでしょう。

◆地図など参考資料

以下はメンバーシップ専用となります。

バス時刻表および様々なマップをダウンロードできます。

ここから先は

81字 / 8ファイル

スタンダードプラン

¥300 / 月
このメンバーシップの詳細

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?