トコブシとアワビ、どっちが好み?見た目そっくりだけど実は全然違うんです!(テキスト版)
みなさん、こんばんわこんにちは!
ちょぼ先生です。
グルメなあなたへ、ちょっと変わった海の幸のお話です。
お正月のおせち料理に欠かせない高級食材といえば、アワビですよね。あのコリコリとした食感がたまらない! ところで、アワビと似た見た目の「トコブシ」ってご存知ですか?
トコブシってアワビの赤ちゃん?
「トコブシはアワビの赤ちゃんなんじゃないの?」って思った方もいるかもしれません。確かに、見た目もサイズも似ているのでそう思う方も多いでしょう。しかし、実はこの2つ、全く別の種類の貝なんです。
どこが違うの?
① 殻の穴の数
一番簡単な見分け方は、殻にある孔の数です。アワビは通常4~5個、トコブシは6~9個の穴が開いています。
この孔は、「出水孔」と呼ばれ、水のほか、卵や精子、排泄物なども出します。サイズが違うので、出水孔の数も違ってくるのでしょうかね。
② サイズ
一般的に、アワビの方がトコブシよりも大きくなります。ただし、種類によっては小さなアワビもいますので、サイズだけで判断するのは難しい場合もあります。
③ 味と食感
味も食感も異なります。アワビはコリコリとした歯ごたえが特徴ですが、トコブシはアワビに比べて柔らかく、加熱すると身が縮みやすいという特徴があります。
④ 産卵期と卵の色
産卵期も異なり、アワビは冬、トコブシは夏に産卵します。また、卵の色もアワビが緑色なのに対し、トコブシは褐色をしています。
どちらも美味しい!食べ比べてみては?
トコブシとアワビ、どちらも美味しい貝ですが、全く異なる特徴を持っています。スーパーや魚屋さんで見かけたら、ぜひ食べ比べてみてください。
【トコブシの食べ方例】
バター焼き: 柔らかく、バターの風味がよく合います。
煮付け: 出汁の味をしっかりと吸い込み、ご飯が進む一品です。
【アワビの食べ方例】
ステーキ: 厚切りにしてステーキにすると、贅沢な一品です。
刺身: 生で食べると、コリコリとした食感が楽しめます。
まとめ
今回は、トコブシとアワビの違いについて解説しました。見た目も似ているので、つい同じものだと思ってしまいがちですが、よく観察してみると、様々な違いがあることが分かります。
ぜひ、スーパーや魚屋さんで見かけたら、両方を手に取って比べてみてください。きっと新しい発見があるはずです。
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