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できない人は10%増で、できる人は10倍増で考える。
株主をはじめとしたステークホルダーは、前年比を基準に企業を評価します。そのため、企業は予算を決める際、どうしても前年比を意識してしまいます。
この予算は各部署、そして個人に割り振られ、達成度に応じて給与や賞与に影響を与えます。年収を上げたいと思っているなら、予算達成は避けては通れません。
予算を達成できない人の特徴として、前年比10%増が予算だとしたら、その数字をもとに逆算して計画を立ててしまう傾向があります。
50m走や100m走などの短距離走では、ゴールラインの5m後ろをゴールだと思って走り抜くことが大事だと言われています。ゴールラインを目標に走ると、ゴールライン前で失速してしまうからです。
仕事でも同じことが言えるのではないでしょうか。
さらに、仕事というのは難しいもので、立てた計画通りに行かないことがほとんどだと思います。
野球の世界では、打者は3割を打てれば一流と言われますが、ビジネスの世界でもそうではないでしょうか。
だから、予算を達成する人は、前年比10%増が予算だとしたら、前年比10倍増で考えます。
10倍増で考えることで、戦略の幅が広がりますし、行動量も変わってきます。その結果、予算を達成するのです。
できない人は10%増で、できる人は10倍増で考える。
皆さんはどう思いますか。ご意見いただけますと幸いです。
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