この青春が限りなく続きますように〜デビュー10周年を迎えるあなたへ〜
最近は猫を見つけるとカメラを取り出すようになりました。
花や草木、月が綺麗であることを知りました。それを見るとあなたの顔が浮かぶようになりました。
美しいものをただ美しいと話すようになりました。
心地よい風が鼻をかすめばふわっと香る花の香りがして、香りのする方に目を向けると小さな紫色の花が咲いていました。紫。私とあなたの大事な色です。紫よりも黄色が好きだったのにいつの間にか紫色が1番好きな色になりました。
友達や家族を大事にしようと思うようになりました。
愛とは何かを考えるきっかけをくれました。
当たり前は当たり前ではないということを知りました。
努力とは何かを知りました。
人間の生臭さを知りました。
人間を嫌いになりそうでしたがそうではないことを知りました。
時間を巻き戻したいと思うこともありました。
しかし過去よりも現在を懸命に生きなければならないことを知りました。
この世界の無情さを知りました。
ですがこの世界が美しいと思うようになりました。この混沌とした世界で幸せに生きる努力をしなければならないということを知りました。
あなたが私たちにくれた可愛いマスコットたち。カバンに付けているこの子達がいつも私に少しの勇気をくれます。
dynamite,butter,butterflyなんでもなかった言葉がとても気になります。
7の形をしたオブジェを見ると思わず微笑んでしまいます。
あなたの歌が聞こえてくるととても嬉しくなります。
紫色のものを集めたがります。
あなたが読んだ本を同じように読んであなたが何を感じたのかを考えてみたり、あなたが聞いた音楽を同じように聞いてみたりします。
あなたが私のもとに来てくれるととても嬉しくなります。
雨が降った日、夜がとても長く感じる日はあなたのことを考えていつの間にか泣いてしまいます。
だけど勘違いしないで下さい。悲しいからではないですよ。あなたのことが好きだから泣いてしまうんです。
泣きたい日に空を見上げればあなたが私に話してくれた遠くにいても空は繋がっているよという言葉を思い出してちょっとだけ頑張れます。
綺麗な月が出ていればあなたのことを思い出して、あなたも空を見上げて私のことを思い出してくれるかなと思います。
あなたの優しくて暖かい心が涙を誘うこともありました。誰よりも愛について話してくれたあなた。
いつもいい子じゃいられませんよねという言葉に救われることもありました。
自由気ままでお兄ちゃんたちの話を一切聞かないあなたが誇らしくて、人生をもう少し楽に生きる術を知りました。決して、怠惰ではなく、自分のできる最大限まで自分を高めようとするあなたの姿が誰よりも輝いています。
1人で大きな舞台とツアーをしたあなたたちに会いに行けたこと。これは間違いなく私の人生で大きな力になりました。あなたがアミと呼んでくれること。それがどれほど尊くてありがたい言葉なのかを知ることができました。メンバー全員の名誉を抱えて1人で飛び出して行ったあなたは誰よりも野心家で自信に満ちています。
幼い頃から夢見た地下ステージで小さいけど暖かい時間を過ごし、毎日自分の感性に生きるあなたに憧れを持ちました。誰よりも言葉を味わい、その言葉や文字を超越したものの存在に気づかせてくれました。
過去に囚われない、自由でポジティブに今を生きるあなたに何度救われたことか。あなたが笑うとどれだけ私の力になったか。あなたはきっとご存知ではないでしょうね。
初めてあなたに出会った時とは世界が変わって見えます。
宇宙に星が増えていくように私の人生にたくさんの輝きが生まれました。
あなたたちみんなが歌うこと。笑うこと。自分で話をすること。私たちを愛してくれること。それがどれほど尊くてありがたいことかを知りました。
決して当たり前ではないこと。あなたが私の前に居てくれるこの世界は永遠ではありません。永遠に若い私たちでいることはできません。それでもずっとYoung Foreverしたいです。
いつからかあの遠くまで広がる水平線をただ眺めてしまいます。
どこまでも続く海にこんな私の思いをのせてあなたへ届けたくなります。
とても愛してること。好きよりももっと尊くて綺麗で重たいこの思い。この思いは何よりも重くて深いですが持っていてとても幸せになるものです。
こんなに私を変えてくれた。あなたの場合、人を変えてしまうほど僕はいい人ではないと仰るかもしれませんがそうではありません。あなたのおかげでたくさんのことを知りました。愛、友情、憎しみ、悲しみ。私にとっていい影響とは言えないものもあったかもしれませんが、それでも毎日幸せに生きようと努力できる、できたのはあなたがいつも幸せに生きようとしているからです。
あなたの微笑み、笑顔それを見るだけで私たちは幸せになります。そんな人がこの世界にはたくさんいます。
そしていつも私たちだけがもらいすぎているようにも感じます。この数年コロナという外的要因によってたくさん傷ついたことでしょう。
それでも信じて私たちに会いに来てくれたのは紛れもなくあなたたちの方です。
私たちは本当にもらいすぎています。
ですからいつの日かあなたに伝えに行きたいのです。あなたが好きです。世界で1番。
愛しています。あなたのいるこの世界を。
私の青春。あなたの青春。この青春が限りなく長く続きますように。
あなたのことをずっと大切にできますように、あなたと私が幸せに生きられますようにと、そんな思いを込めてここに綴ります。
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