本の二度買い
今日、人生で初めての経験をしました。
一度読んだことのある本をもう一度買ったのです。
今までも、好きな本を一人暮らしの家用と実家用で購入するなど、意図的に同じ本を二冊所持することはありました。
でも、読んだことを忘れて同じ本を買うのは初めての経験でした。
瀬尾まいこさんの"優しい音楽"という本です。
本を購入したのち、帰宅しいざ読もうと本を開いた時。
なんとも言えない不思議な感覚でした。
初めてなはずなのに、初めてじゃない気がする。
読んだことあるのだから当たり前なのですが笑。
読み始めると、思い出すんですよね。
思い出した時の感覚はなんとも言い難いものでした。
記憶を呼び戻した嬉しさと、やってしまったという後悔と。
でも、さらに面白かったのが、知ってるはずなのに思い出せないということです。
このような話があったのは覚えているのに、結末は忘れているのです。
と、いうことは2回目なのに初めてということか⁇と思ったり、思わなかったり。
2回目でもとても楽しく読めました。
同じ本を忘れているのに2度も買う。
よほど惹かれるものがあったのだなと思います。
とても素敵な体験でした。