聖者たちの食卓
いい映画だ。
黄金寺院と呼ばれる寺院で10万人に食事を提供する過程を淡々と撮影したドキュメンタリー。
さまざまな人々が食事の準備をしている。
このすべてがカーストなのだろうかと思うと、その物量に圧倒される。
平べったいパンのようなものを捏ねる人はずっと捏ねているのだろうし、焼く人はずっと焼いているのだろう。そのスケールが非常に大きい。
食事の準備をして、食事をして、片付けをする。
流れとしてはこれだけだ。
しかし、その中にインドという国が十分に描かれている。
そして、食を共有するすばらしさ、10万人の人間が助け合い、同じ食卓を囲むということに感動を覚えるのだ。
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