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私はあなたのニグロではない
黒人が語る人種差別。
静かな怒りがにじみ出ている。
彼らは白人に対して怒っているのではなく、差別に対して怒っている。
彼らが求めるのは、白人を倒すことではなく、抱擁なのだ。
日本人が人種差別を本当の意味で理解する日がくるのはまだ先だろう。
人種差別だけではない。差別という意識が日本人には理解できていないのだ。
差別はいけないと教えられたから、差別しないだけだ。心の底から共存しているわけではない。自分のほうが大変だと思っている場合すらある。
だから日本人がこの映画を見て感動はするかもしれないが、共感はしない。価値観を変えることはない。
いい映画だと思う。それがぼくに言える精一杯のことだ。
この作品にはしっかりとしたメッセージがあるし、苦しみや戦いがあることもわかる。それでも、日本人は日本人であるがゆえに、理解の壁が立ちはだかっているということも感じざるを得ない。
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