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『うた新聞』2022年3月号

結城千賀子「巻頭評論」わが生はかくのごとけむおのがため納豆買ひて帰るゆふぐれ 斎藤茂吉〈無欲恬淡、飄々乎とした境涯詠(…)実はその発想の源は、聖書の有名な「山上の垂訓」の一節にあると言えば、意外の感があるだろうか。〉バタ臭い歌ならともかく納豆の歌に聖書…。茂吉の手帳からの説明を読んで頷いた。他にもいくつか例が上っていて興味深く読んだ。戦前の歌人と西洋文化の関わりを知るのは面白い。

2022.4.21.Twitterより編集再掲