『うた新聞』2020年1月号
①佐藤通雅〈五七五も単独では支えがない。七七が予定されているなら安心感は出るが(・・・)〉先月の続きだが、実際の短歌や俳句に即しての話ではなく、物足りなかった。
②山下泉「友の歌」涼やかなあをき林檎の色を着て光のやうにふはりあらはる 佐藤南壬子〈「光のやうに」あらわれたのは、河野裕子さんである。病気療養中だったが人々の集まりからエネルギーを得たいと、きりりと和服を召してお出かけになる。〉あをき林檎の色という表現が美しい。
2020.1.22.Twitterより編集再掲