もう他人事ではないフェーズになりました。

綴ることは自省を促し、冷静にもなれると思って始めましたが、思わぬ体調不良で中断してしまいました。もう11月です。

もはや高齢者の心配をしている場合ではなくなってしまって…

あれから私自身がお医者さまのお世話になり、薬を飲んだり、大がかりな検査をしたり。
最初の懸念はなんとか払拭されましたが、ぎっくり腰を発症したり、他の不具合が見つかったり…これが高齢者への道なのですね。

その間に、介護保険証や、年金の支払い申込書も届きました。
私は今月65歳。正真正銘の高齢者です。

そして4月、母の三回忌というところで、ついに父の体調が悪くなりました。
いよいよ本格的な介護の始まりを感じさせることがらでした。


母の命日に父は入院。まずは小康を得て退院。
そして父は5月末には「卒寿」を迎え、ささやかですが身内でお祝いできました。(豊年虫にて) 

夏を迎えるあたりから、父がまた不調になり、
8月15日に入院。急性期医療の病院に2週間入院して、普通の病院に移り、
10月14日から介護付き有料老人ホームに入居いたしました。

重度の起立性低血圧と排便コントロールの不調。
加齢に伴う機能低下です。
認知症は全くないので、介護の方の手を借りれば生活の質の維持は可能です。
幸い実家の近くに格好の施設があり、1室空いているということで、即入居となり、もうすぐ1か月です。

実家が空き家になるという新しい問題も抱えましたが、
心配ごとはひとつ小さくなり。

また少しずつ綴っていきたいと思えるようになりました。

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