見出し画像

40歳の壁の実体験

私は13歳~6歳の3人の子をもつ小売業で正社員で働く42歳ワーママです。
自分が感じているからなのかこの「40歳の壁」という言葉がいろいろなところで目にするようになりました。このnoteの中にも、40歳の壁や転職についてのたくさんの記事があり共感しています。

もうすぐ43歳になるのでこの40歳の壁について、書きだしてみたいと思います。


1.39歳の春(私は3月生まれ)

末っ子は36歳の夏に出産しました。ちょうど1年の育休後37歳の夏、自宅近くの店舗での小さな部門責任者としてとなりました。次男を出産した後、33歳の春からほぼ同じような職務を続けていたため、復帰後に同じような職務で配属されるのはとてもありがたい人事でした。
しかし仕事に慣れていくと何か物足りず、また転勤の多い会社なので先のことを考えると不安に思うことが多々ありました。「マミートラック」というのが存在し、私の周りのママ社員は希望しないのもあるかと思いますが異動や昇格がほぼないという状態です。

そこで39歳になった春、公募で募集していた40歳以下の若手社員向けの1年を通した研修会に参加することにしました。
ここでは将来の会社の発展のために提言したい事業プランを約1年かけてチーム単位で作成するというものでした。
この研修は参加型の趣向が非常に強いため、メンバー全員が積極的な人ばかりで、チーム内でも公休日に一緒に競合調査に行ったりなど非常に有意義な時間をすごせました。ただコロナ渦真っ只中だったこともあり、なかなか大変な時期でした。

1年の研修期間が終わる直前にあった人事面談で、成果発表の際に私のチームが提言した「冷凍食品の専門店事業」について部署はないがやりたいという話や、「地産地消など地域商品の販売」について携わりたいという話をした結果、3月の辞令で後者の部署に異動することになりました。

2.40歳の春 新しい部署で

新しい部署では前任者の一人は同じ部署内の別の部門へ移動(転勤あり)、もう一人は退職という状況で、すぐに頼れる人がおらずどうしていいのかわからない状態でスタートしました。
新しい部署では同時期に異動してきた人と二人体制でしたが、別の部門ももっていたので、仕事の上では全然別のものでした。

日々の仕事が毎日山積みで持ち帰りの業務も発生し、最初の1年は特に追われて過ごしていたと思います。ただ希望していた部署に異動し、今までの職務とは全く違う仕事につけたので、課題が山積した部署ではありましたがやりがいを感じていました。

店舗とは全然違う勤務形態や職務だったので、新しい生活になりました。
ここで一旦、40歳の壁超えられたかなって思います。


2年目、1人増員があり、同時期に異動してきた人が専任になったため少し負担が軽くなりました。しかしまだまだ忙しく、毎日バタバタしていました。

でも何かこのままではいけないと思ったところがあり、2年目(41歳の冬)、社内公募で外部講師によるプロトタイピングの研修を受講しました。デジタルに疎く、Xなどもやったことがない状態だったので、全然知らない人たちへのアウトプット(情報発信)に対して非常に抵抗がありました。また研修は3か月でしたが、課題も多く非常にハードでかなり追い込まれた日々を送っていました。
デジタルに関する技術は日々勉強や試行錯誤が大事で、研修後はなかなかできていないけど、そこでできた関係の方々は今でもつながっていて、大切なコミュニティの場を提供してくれています。

3.42歳の春 壁がまた復活

一回超えたなと思った40歳の壁ですが、超えていなかったみたいで、またくすぶってきました。
前述の成果発表の際には業務改善がテーマだったのですが、上司や同僚は無関心でまきこむことができず、結局何も変わりませんでした。(そもそも数値責任のある直属の上司が不在)
そこからもやっとした日々を過ごすようになりました。

また人事配慮があり5月頃、私の部署に社員1名増員がありました。今までやってきた私の業務を知らないのに、単純に事業部で担当を分けろと言われ、さらにもやっとしました。

将来、どうなりたいのか。
店長を目指すかこのままの部署+αでいくのか・・・いろいろ考える時間が増えました。

4.noteにキャリアを書き出してみた結果

公開はしていないのですが、昨年の11月末に長男の13歳の誕生日の前に、13年前の長男の誕生前後を中心にキャリアや思ったことを書き出してみました。実は27歳で現在の会社を一度退職した経歴をもつのですが、その時にやりたかったことを思い出しました。

今年の4月に末っ子が小学生になります。
保育園の送り迎えから解放されて、時短勤務という選択肢をはずすことができるかもしれないと思いました。
しかし今の会社では小6まで育児勤務として時短が認められていていますが、異動でどこに行かされるかわからない状態で、時短を外すことは実質無理です。

子供の育児ステージが変わるこのタイミングで、私も違うステージにすすみたいと思い、活動を始めました。活動についてはまた時間をおいてnoteに書ければと思います。

40歳の壁、やっぱりまだのぼっている最中。
脳みそは40代でもまだまだ発達するっていう話も聞いたし、45歳までにのぼりきりたいし、また違う風景がみたいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。




いいなと思ったら応援しよう!