キャンプから学ぶ~子供に伝えたい木の切り方 3つのポイント
(キャンプに限らず)木を切るときに注意する3つのポイントをご紹介します。実際に、毎月カナダのキャンプで木を切っていて、子供の頃から餅つきの度に薪割りをしていた私が、これだけは重要!というものを絞ってお伝えしたいと思います。
ちなみに、今回非常にわかりやすい写真と合わせて紹介して下さっているサイトを2つ見つけましたので合わせてご紹介したいと思います。
道具
これはもう、「あたり前田のクラッカ~」ですね。(すみません(笑))
①の木は、よく乾燥させたものを選びましょう。製材屋や大工さんのところの廃材なんかはちゃんと乾いているし、安価でもらえそうな気がしますね。
②意外に難しいのがココ。『キャンプ沼の畔から』さんの斧紹介にもありますが、私の愛用する手斧も40cm位のものです。大きい物も持っていますが、重いし、怖いので使っていません。丸太を切るなら・・・大きい方でしょうか?
③薪割り台は忘れがちです。あるのと無いのとでは全然違います。刃こぼれも防げますし、そもそも地面は真っ平らじゃ無いので安定しないのです。
④軍手は左手だけでもあったら便利です。とにかく薪は繊維がケバケバしているので、少しでも刺さると面倒ですよ。
切り方~姿勢
安全な姿勢については上のサイトの後半ページにありますので、チェックしてみて下さい。
要は、周囲を確認し、足を広げて、刃を立てる!
本当に、重要な場面です。よくよく気をつけておいて下さいね。
刃を立てる方向のポイント
私の個人的意見としてはここが最も重要なところだと思っています。
この上の写真を見て、バームクーヘンを想像しましょう。刃はバームクーヘンの年輪(ライン)に対して垂直に立てましょう。
スターター(初めの火を定着させる木)を作るときは薪の上から15cm位下を持ち、手斧をコツンコツンと切りたい所に刃を振り下ろしましょう。木に斧が刺さったら、そのままガツンと薪割り台の上に打ち付けましょう。くれぐれも、自分の足の位置は気にして下さいね。(割り箸ほど細かい物や木っ端は最高のスターターになりますので、必ず取っておきましょう!)
この後、キャンプファイアーをしたいときは、マッチやライター、新聞や着火剤等も準備して安全に楽しんで下さい。特に風の強い日には注意しましょう。新聞などは結構簡単に飛んでいきます。また紙や乾燥していない生木などを燃やすと、白い煙ばかりが出て大変ですよ。
最後に
私が住んでいたのは、愛媛県。まだ私が子供の頃は、祖父母の家で杵と臼で餅をつく習慣がありました。
おじいさんは近所の製材屋で餅米を炊く木をもらってきて、おばあさんは誰にどれだけ餅を配るかを計算しながら、前日から餅米を水にかして(水に付ける)いました。餅つきの当日、火の番をするのは私の仕事。家から父のお気に入りの『ネスカフェ ゴールドブレンド』を持ち出し、かまどの横に置いた七輪で湧かしたお湯をつかって入れるコーヒーが大好きでした。
私の祖父母は米農家で、米倉にはくず米が残っていました。そんなくず米を使った「こごめ餅」は私の一番のお気に入りで、いつもこのお餅ばかり食べていました。この「こごめ餅」は別名:お福(お福餅)とも呼ばれ、お鏡餅の様に表面はつるつるしていません(つるつるのお餅は、えぇ餅と読んでいました。)。お米の粒がぼこぼこと見て確認できるレベルで、噛んでもあまり伸びません(笑)
食べた事ありますか?お福餅。
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