私はゴミ箱じゃない
前にうちの実母は3割毒親だと思うと言う記事を書いた。
今日は、続きのような補足のような、こんなこともあったのよ、奥さぁぁぁんっていう愚痴の記事だ。なので、あ、愚痴なら間に合ってますって方は閉じてください。いますぐに!早く!捕まるわよ!(私に)
彼女が病気になって以来、1週間に一度は電話をかけている。病気当初はほぼ毎日かけていたが、半ば寛解のようになってからは、1週間に一度。かけなくてもいいなら喜んでパスしたい電話。かけると1時間は捕まる。
内容はほぼ愚痴と、こうしなさいという押し付けと、〇〇さんちは子供にこうしてもらっていると言う遠回しに罪悪感を植え付けてくる話と。
嫌ならやめときなよ〜。いや、ほんとにね。私もそう思うのよ。でもね、かけないと後々面倒になるのでかけているのだ。
彼女は自分で機嫌が取れないタイプの典型で、すぐに拗ねた言い方をしたり、どうしようもないことをグズグズ愚痴ったりする。そのグズグズに、じゃあこうすれば?と解決策を出しても出来ない理由を並べたててグズグズいう。
何度も頭の中で
じゃあ、どうしろと?
となるが、そこは大人なんでぐっと我慢する。この我慢がめちゃくちゃ心を削ってくる。
「お母さんも一人で寂しいのよ。愚痴を聞いてあげるのも親孝行よ」という意見もあるだろう。
でもね、
私はあなたの愚痴のゴミ箱じゃないの!!
口が裂けても言えないけれど、このフレーズが何度も浮かぶ。
私は彼女に泣いて助けを求めたことは一度もない。助けて欲しいことはいっぱいあったし、どうしようと思い悩むこともあったけれど、なんでも一人で解決してきた。私はしてもらってないのに、なんで私はしてあげなくちゃならないの?と爆発しそうになる。
根本的に合わない。自分の母親なので逃げ出すことも出来ない。いつもなにか重い錘を引きずっている感覚に襲われる。
兄弟や父親がいたなら一人で背負うこともなかっただろうが、いないもんは仕方がないから一人で背負ってゆくしかない。まじ親父恨む。
彼女は自分はいつも正しいと思っているので、自分の行動を反省することがない。娘になら自分のイライラをぶつけてもいいと思っている。指摘しても、そんなことしてないだとか、そんなつもりで言ったんじゃないだとか言うと思う。そして拗ねる。機嫌を取ってもらいたがる。
私だって誰かに機嫌取ってもらいたいよ!!
ここで気をつけたいのが、負の連鎖。気をつけておかないと、息子に同じことをやりかねない。ダメ、絶対、負の連鎖!STOP負の連鎖!
自分は息子の荷物になるようなことはしない。機嫌を取ってもらいたがらない。今までも一人で解決したし、これからもそうする。息子は別の人間。私のものじゃない。
こうやって頭の中で何度も何度も自分に言い聞かせる。本当にしんどい作業だけれど、負の連鎖はいただけない。
母は変わらないので、自分の気持ちを切り替えていくしかない。罪悪感との戦いでもある。
「親不孝」なんて言葉がよぎるがこのままでは私のメンタルがもたない。幼い頃からの蓄積がもう無理なところまで来ているから、私は私を守るために、ちょっとずつ彼女を切る。全部は無理だから、ちょっと。
私の過度な心配性も、なんでも不安になってしまうところも、彼女の3割毒親が起因していることに気づいた。というか、そう書いてあるコラムを読んだ。
過去は変えられないし、実母も変えられない。そうすると未来を変えるしかないし、自分を変えるしかない。こうやって時々愚痴を書くことで消化していく。息子に同じ轍は踏ませないぞと何度も自分を確認する。
息子には、私のことなど1ミリも心配しないで自分の幸せだけを追っかけてもらいたい。火葬と納骨だけは自分では無理なので、そこはよろしくと言っても許されるだろう(笑)
長々と愚痴ごめんなさいねぇ。たまに吐き出さないとやってられないのよ。ご勘弁を。
イラストお借りしました。ykyk8887さん、ありがとうございます。
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