長く愛されおもちゃ⑧グリコのおまけ
うちの、長く愛されおもちゃ月間の最終回は、45年前のもの
子供の頃、テレビCMで、グリコのお菓子にその頃放送していた「ニルスの不思議な旅」のおまけが付くことを知って、買ってもらえた時は、嬉しくて嬉しくて嬉しくてたまらなかった!😆
グリコのキャラメル、プリッツ、ガムの3種類におまけが付いていて、ガムのは壊れてしまって今は持ってない。
このおもちゃは、背景がくるくる回って、とにかくこの絵が好き❤️
その時のお菓子の箱の絵も切り抜いてずっと取ってあって、他のものと循環させながら、大事に今も飾っている。
5年くらい前から、このおもちゃに「裏」ができた。
子どもが粘土で作った1センチくらいのちっちゃいリーフパイとワッフルと、ビーズやはぎれを使って、裏をシャカシャカおもちゃみたいにした。(動画 10秒)
小さなリーフパイは、アクセサリーにしたものもある。
中学生の時、夏休みの宿題に、自分の好きな国を一つ選んで、模造紙一枚の新聞にまとめるというのがあった。
私は聞いた瞬間に、スウェーデンだと国が決まった。
ニルスの国だもの。
今のような北欧ブームの時代じゃないから、ほとんど誰も知らない、興味持たない。
クラスでもスウェーデンを選んだのは私だけだった。
夏休み開け、私の模造紙を見た男子が、「スウェーデン新聞!かっこいい~!」とでっかい声で言ったので、びっくりしたけど、ちょっと嬉しかった♪
高校生になって、原作の本を読んで、作者のセルマ・ラーゲルリョーブは、女性で初のノーベル文学賞作家だと知った。
そして、私はあのアニメだったから特に好きなんだと思った。ハムスターのキャロットは、アニメオリジナルの存在だった。キャロットの存在、すごく大きいのに‥
「みなしごハッチ」など、悲しく辛いお涙頂戴アニメが多かったあの当時、ニルスはそれとは全然違って、一番好きなアニメはと言われたら、私はこの「ニルスの不思議な旅」。
かなり長い間、もうこのおもちゃを持っていることも忘れていた。
自分の持ち物を少しずつ整理して、見つけ出して思い出した時は、飛び上がるように嬉しくて、そうだ!かばんに時々付けて使おう!となったのは、グリコを買ってから30年以上後
「ずっと家にあったのに…何のためにあったんだろう?もっとちゃんと使えば良かった、、」
私はこの後悔をできるだけ避けたい。
「ずっと触ってない段ボールなどは、開封せずにそのまま捨てる」
私はこれはやったことがない。
私はこれは避けたいから、自分の持ち物を長い時間をかけて、少しずつ目通ししてきた。
モノの蓄積量と自分の時間によっては、未開封全捨てしなければならないと思う。
私は、それはしないで済むことに間に合った!
何の疑問も危機感もなく、放置を続けていた意識が変わって、新しいものも家に当然増えていく中、それでも持ち物全部を把握した時の嬉しさったらなかった!
そして、私は「古いから」という理由だけで捨てないのが、物持ちがいいと言われる理由なんだだと思う。
古くて、良いもの、必要なもの、自分が好きなものを持ってる。
なんでもかんでも取っておこうとするのは、全捨ての元で、一番勿体ない結果を招きやすい。
自分の意思を働かせて、よく処分する心がけだから、かえって大切なものが残る。
新商品などを紹介するのは、ネタや参考になって、人の役にも立つしバズるかもしれない。
それで次々購入を続ける出費や労、スペースが大丈夫で楽しい人は、それでいいし、youtubeなどでその収入の大きい人もあるだろう。
自分が今持っている好きなものを言葉にするのは、「自分はロクなものを持っていない」不満不幸感とか、買い物依存性に効果がある。
実際、私がすすめた人で、「え?楽しい♪ この満足感って何なんでしょう」と言った人がいる。
これが、愛する幸せの基本なんだと思う。
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